Print this Post Article Lists Back

韓流ウッド:京畿道、最終マスタープラン発表

今月29日着工へ

 京畿道が「米国のディズニーランドに並ぶ韓流文化テーマパークを作る」という目標を掲げ、2004年から進めてきた観光文化都市「ハルリュー(韓流)ウッド」の最終マスタープラン(基本計画)が発表された。

 韓流ウッドは京畿道が高陽市一山東区チャンハン洞と一山西区大化洞一帯の99万4756平方メートルに計2兆8100億ウォン(約2810億円)を投じ建設される、韓国初の韓流をテーマにした複合エンターテインメント施設。2012年5月の完工を目標に、今月29日に着工される。

 韓流ウッドのテーマパークには韓流スタジオ、韓流ブールバード(大通り)、アジアガーデン、アニメシアなどが建設される。正門を入ってすぐにあるのはショッピング・レストラン街の「韓流ブールバード」(6252平方メートル)。年間を通してマジック・ショーやパントマイムなどのパフォーマンスが行われるメーンストリートだ。

 テーマパークの半分(3万6151平方メートル)を占める「韓流スタジオ」は観光客が韓流を体験できるテーマパークの中核施設だ。

 スタジオを企画したプロダクション・デザイナーのチュ・ビョンド監督は「『宮廷女官チャングムの誓い』や『太王四神記』など韓流を代表するドラマや映画のセットを再現するだけでなく、作品に登場した料理やパフォーマンスを観客が直接体験できるスペース」と説明する。

 「アニメシア」は韓国のアニメキャラクターを生かした遊園施設。米ディズニーランドの「シンデレラ城」のように、テーマパークのシンボルとなるタワー「スペースショット」が中央に建てられる。時速100キロ以上、高低差70メートル以上という韓国トップレベルのジェットコースター「ハイパーコースター」や、風や香りを感じることができる4Dシアターも韓国で初めて登場する。

 韓流ウッド・テーマパークの中央には、漢江につながる「韓流川」も流れる。2010年までに一山湖水公園と漢江をつなぐ全長3キロ、幅60メートルの河川を作り、韓流ウッドの中まで遊覧船や水上タクシーが出入りできるようにする計画だ。

高陽=キム・ヨンジュ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る