坂田不運な1-2判定負け パリのWBA暫定戦

2006年12月03日13時23分
坂田不運な1-2判定負け パリのWBA暫定戦

 WBA世界フライ級暫定王座決定戦は2日パリで行われ、同級1位ロベルト・バスケス(パナマ)が同3位坂田健史(協栄)にきわどい2-1判定で勝ち、暫定チャンピオンとなった。坂田にとっては3度目の世界戦だったが、いずれも接戦を落とす結果となっている。
写真はバスケスに左を決める坂田=PHOTO by Sumio Yamada=

 この試合で坂田は5回にバランスを崩して倒れるのと同時にバスケスのパンチが当たったとしてノックダウンをとられた。結果的にこのラウンドを失点していなければ勝ちか引き分けだっただけに、かえすがえすも不運なダウンだった。
 同じリングでWBA世界フライ級4位のブライアン・アスロウム(仏)がラファエル・ロサノ(スペイン)を4度倒して4ラウンドTKO勝ちを飾った。アスロウムは来年4月にバスケスもしくは正規王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)相手に2度目の世界挑戦を希望している。