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WBAダブル世界タイトルマッチ

   <日付>2004年6月4日(金)

   <開始>16:00 <開場>15:30

   <会場>東京・有明コロシアム




佐藤、2階級制覇ならず
坂田は大善戦も実らず 会長は判定に不満



試合写真はすべて【Photo by Tatsutoshi Sakuma】
 佐藤、坂田が無敗の王者を相手に奮闘したが、牙城を崩すことはできなかった。WBAダブル世界戦が4日、有明コロシアムで行われ、フェザー級の佐藤修、フライ級の坂田健史(ともに協栄)はともに判定で敗れ、王座奪取に失敗した。WBAスーパーバンタム級に次ぐ2階級制覇を目指した佐藤は、王者クリス・ジョン(インドネシア)に0−3で判定負け。世界初挑戦の坂田は、王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)を相手に2ラウンドであごの骨を折られながらも大善戦したが、0−2の判定(1人のジャッジは引き分け)で敗れた。王者はそろって初防衛に成功した。

 メーンでクリス・ジョンに挑んだ佐藤は、序盤こそサイドステップで相手の動きを封じ、打ち合いに持ち込んで得意の左ボディーブローを突き刺したが、次第に王者のジョンにうまくかわされ、ポイントアウトを許す格好となった。これまでの試合で後半に強い印象を与えていた佐藤だが、この日はラウンドを重ねるにつれてジョンに試合のペースを握られて苦しい展開となった。終盤は逆転KOを狙った強引な攻めで意地を見せたが、ジャッジの1人はジョンに120ポイントのフルマークをつけたほどの完敗を喫した。試合後、佐藤は「相手がうまくて、自分のパンチがまったく当たらない展開になってしまった。思い通りにいかなかった。あの場でできることは一生懸命やったので、悔いはない」と話した。

 一方、満を持して世界初挑戦に臨んだ坂田は、王者パーラをボディブローで苦しめ、優位に立つ場面も見られたが、終わってみれば0−2の判定で惜敗を喫した。しかし、判定結果がコールされた瞬間、場内からはブーイング。来場していた元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏も「あれで勝てないなら、どうやればいいのか」と坂田の勝利を推した。試合は序盤の2ラウンドに坂田がパーラの右アッパーを受けてあごの骨を折る苦しい展開。しかし、坂田は口から大量に出血しながらも終始前に出るボクシングで反撃。減量に苦しんだ王者とのスタミナの差を生かして後半は試合を優位に進めたが、巧みなクリンチワークに決定打を阻まれた。判定がコールされた瞬間、坂田は茫然自失といった表情を浮かべ、試合後、協栄ジムの金平桂一郎会長は「坂田は勝っていた。ひどい判定だ」と憤慨。坂田は言葉少なに「あれだけやられて絶対チャンピオンになってやろうと思ったけど、残念です」と話し、手術のため病院へ直行した。

詳細――各選手のコメント、試合写真が続々アップ!



WBA世界フライ級タイトル戦
[WBA世界フライ級王者]
ロレンソ・パーラ
(ベネズエラ)
12R判定 2−0
(114-114,115-113,117-111)
詳細はこちら
[WBA世界フライ級2位]
坂田 健史
(協栄)
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WBA世界フェザー級タイトル戦
[WBA世界フェザー級王者]
クリス・ジョン
(インドネシア)
12R判定 3−0
(116-113,117-111,120-109)
詳細はこちら
[WBA世界フェザー級8位]
佐藤 修
(協栄)
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