(cache) ダガーナイフの生産輸入中止 岐阜・関の刃物団体
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     日本刀の生産で700年余の歴史があり、刃物生産量国内一の岐阜県関市の「岐阜県関刃物産業連合会」は12日、東京・秋葉原の無差別殺傷事件を受け臨時の運営委員会を開き、犯行に使われたダガーナイフの生産と輸入を中止することを決めた。

     さらに、ダガーナイフの流通と所持を法的に禁止することなどを、警察庁など国の関係機関に近く要望することも決めた。

     同連合会によると、連合会所属の業者が1990年ごろまで米国メーカーの依頼を受けてダガーナイフを生産、輸出してきた。最近は採算が合わないことなどからほとんど作られていないが、現在もごく一部の業者が国内向けに高価な特注品などの生産、輸入をしているという。

     北村正敏会長は「ダガーナイフは戦闘用で殺傷力が高く、国内では必要ない。関で生産、輸入したダガーナイフの国内流通量は微々たるものだが、犯罪を減らすため、刃物の町としての意思表示をした」としている。

      【共同通信】

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