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外国人が「韓国」と聞いて連想するもの1位は?

外国人オピニオン・リーダー117人に聞く

 外国人のオピニオン・リーダーたちが「韓国」と聞いて連想するものは、いまだに「分断国家」が最も多いことが分かった。

 「韓国イメージ・コミュニケーション研究院(チェ・ジョンファ理事長)」が24日に発表したところによると、韓国に滞在している、あるいは訪問した経験を持つ外国人のオピニオン・リーダー117人を対象に調査を行った結果、「“韓国”と聞いてまず思い浮かぶものは何か」という質問に対し、「分断国家」と回答した人が46人(39.3%)でトップになった。2位以下には「キムチ(18.0%)」「サムスン(12.0%)」「北朝鮮の核問題(6.0%)」という回答が続いた。

 この調査は今月5日から14日まで、韓国に滞在中あるいは訪問した経験を持つ外国企業の最高経営責任者(CEO)、銀行の支店長、外交官、大学教授など、117人を対象に行ったものだ。

 2003年に行った前回の調査でも、「分断国家」と回答した人が最も多かったが、その比率は17%だった。同研究院は「“分断国家”を真っ先に連想する外国人オピニオン・リーダーの比率が5年前に比べ2倍以上も上がったのは、最近北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康悪化説が持ち上がった影響ではないか」との見方を示した。

 一方、「韓国を最もよくアピールしている機関、団体、人物、出来事は何か」という質問に対しては、回答者の48.4%が「サムスン、LG、現代などの企業」と回答した。

 また、「国家のブランド・イメージを高める上でシナジー効果を与えるために効果的なものは何か」という質問に対しても、「企業のブランド・イメージを活用すべきだ」という回答が53.9%で最も多かった。

 外国人が挙げた「最も好きな韓国製品」は、「テレビ(41.9%)」「携帯電話(18.0%)」「食べ物(12.8%)」「自動車(7.7%)」の順となった。

 なお、アジア出身の外国人の場合は「テレビ(66.7%)」が圧倒的に多かったのに対し、欧州出身の人の場合は「韓国料理(26.1%)」や「韓国映画(13.0%)」を好む人が、ほかの地域の出身者よりも相対的に多いことが分かった。

オ・ヒョンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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