東都大学リーグの秋季1、2部入れ替え戦は10日、神宮球場で第2戦が行われた。9日の第1戦を4-1で勝った国学院大(2部1位)が日大(1部6位)に延長十一回5-2で連勝し、3季ぶりの1部復帰を決めた。日大は07年秋以来の2部降格。東都入れ替え戦は7季連続で2部1位が昇格を決めた。
国学院大は2-2の延長十一回2死一、二塁から代打・原田(1年・修徳)、渡辺貴(2年・文星芸大付)の連続三塁打で3点を勝ち越した。先発・埜口(のぐち)=2年・つくば秀英=と高橋(4年・山本学園)の継投で要所を抑えた。日大は11安打を放ちながら、拙攻が目立った。
○…国学院大が復活した。昨秋2部落ちして迎えた春は最下位で3部1位との入れ替え戦も経験。宮城・東北高などで甲子園通算30勝の名将・竹田監督も「上がったり下がったり、最近の株価みたい」と苦笑いでこの1年を振り返った。竹田監督は夏に入り、「大学野球は監督の力が働かない。4年生を中心としたチームを作れ」と選手を突き放した。主将の竹内(4年・金光大阪)は「2部ならこれくらいで勝てるだろうという練習をしていた。チームを土台から作り直した」。学年の垣根を取り払って競争意識を生み、1日500~1000スイングを課して、チームをよみがえらせた。
毎日新聞 2008年11月10日 18時28分(最終更新 11月10日 18時55分)
巨人 | 2−3 | 西武 | 終了 |
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