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湧井 「彼女がいます!」バラされて赤面

平尾に彼女の存在をほのめかされて真っ赤になる涌井
平尾に彼女の存在をほのめかされて真っ赤になる涌井
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 西武が日本一の原動力となった涌井秀章投手(22)に、松坂大輔投手(28=現レッドソックス)が在籍時につけていた背番号「18」への変更を打診することが23日、分かった。昨年は時期尚早として本人が固辞したが、真のエースに成長した今年は受け入れる可能性が高い。また4年ぶりの日本一に輝いたチームは埼玉・所沢駅前で球団創設初の優勝パレードを行い、7万人のファンが祝福した。

 栄光の背番号18を受け継ぐのは、この男しかいない。球団が松坂の後継者に涌井を再指名した。小林球団社長は「(背番号変更を)今年も打診するかも。本人の意思を尊重はするけど、クライマックスシリーズ、日本シリーズの活躍を見ればエースの資格は十分ある」と、涌井に07年の松坂のメジャー移籍後2年間空き番となっている背番号「18」への変更を打診する考えを示した。

 昨オフもパ・リーグ最多の17勝を挙げた右腕に、契約更改交渉の席で背番号「16」から「18」への変更を打診。そのときは「16はプロで最初につけた番号。そう簡単には変えられない。将来、自分自身が納得すればつけたい」と固辞された。

 今季は10勝11敗と黒星が先行したものの、初の開幕投手を務め、日本ハムとのCS第2ステージでは2勝を挙げMVPを獲得。巨人との日本シリーズでも3試合に登板し、先発、中継ぎとフル回転。4年ぶりの日本一に貢献し、エースとしての地位を確立した。

 涌井自身は「その時の気分次第ですね。背番号については全く考えていなかったので、これから考えてみます」と言葉を濁しているが、3年連続で2ケタ勝利を達成し、日本一の原動力となったこともあり、受け入れる可能性は高い。母校・横浜高の先輩でもある松坂の「18」を継承するとなれば、日本代表が連覇を狙う来年3月のWBCでは“新旧エース”競演の夢も広がる。

 この日、ファン感謝の集いで行われたトークショーで涌井は「来年から寮を出るんで、料理を勉強します」と独り立ちを宣言。すかさず平尾から「彼女がいますからねえ!」と突っ込まれ、顔を赤らめた。連覇を目指す来季。ファンも球団もエースナンバーを背負う涌井の雄姿を心待ちにしている。

[ 2008年11月24日 ]

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