＜事件列島スクープワイド＞ぶち抜き10ページ
「これからは高級官僚が標的」メールが――
年金連続テロ「平成の２・２６ 天誅の時代」
犯行声明文入手！
２人の元次官は受給額「減額の祖」だった。
麻生首相はウォーキング中止の政官パニック。
これは“狂気の時代”への狼煙か

＜間違いなく、年金制度が崩壊する前に、彼らの命も崩壊するであろう＞――まがまがしい文章で締めくくられたそんな内容のメールが、関係当局の間で注目されているウェブサイトに届いていた。読み取れるのは官僚を糾弾する明確な意思。この“犯行声明”は、「危機の時代の日本」が向かおうとしている将来を暗示してはいまいか。

＜「亡国の危機」に問う＞PART�T
「公的資金80兆円で日本株の３割を買い取ってしまえ」
いまこそ田中角栄流「株価ＰＫＯ」が日本を救う
そうすれば「１００兆円の利益が出る」――これが “日本版ニューディール”だ。麻生首相よ、世界に 10兆円もバラ撒いている場合か

１９６０年代半ば――。大手証券が次々と赤字決算を発表し、日本市場の株価下落が止まらない。官僚や金融機関幹部たちが頭を抱える中、田中角栄・蔵相の決断は早かった。そして批判を浴びながらも実行に移されたその策が、未曾有の危機を救ったのである。