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Es Imposible no puede ser definido por otros ni usted es un perdedor.
Yo lo puedo hacer.

Hawks Do not Flock

現在カンボジアで国際開発業務に従事。

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    Pick-UP「ゴッホの誕生日」 [2005年03月30日(水)]
    ゴッホの誕生日ですな。

    img20050330.jpg


    僕は、ゴッホの作品をみると版画のような印象をうけるなあ。



    Posted at 18:56 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    BreakingNews「つぐみ、どこにいるの?」(追記有り) [2005年03月28日(月)]
    皆様にご協力をお願い致します。

    「つぐみ、どこにいるの?」


    小学校5年生の娘さんが行方不明になった母親のブログです。

    経過をごくごく簡単に書くと

    平成17年3月16日水曜日の夕方、仙台駅前のLOFT近くで娘さん「つぐみ」さん、が友人と別れたあと、現在、3月28日になっても行方が分からないとの事。
    地元メディア、警察、PTA等、必死の捜索が続いていますが、手がかりがないとの事。

    つぐみさん(娘さん)の写真は現在取り下げておられるようですが
    当日の所持金が2−3万円とのこと。
    JRなどで首都圏に移動した可能性もあるという事です。

    もし、お心当たりのある方は、是非最寄の交番、派出所、或いは下記連絡先まで、ご連絡よろしくお願い致します。

    仙台南警察署 生活安全課 022-246-7171
    haneda@harurun.net

    「つぐみ、どこにいるの?」はこちらから。

    皆さんのご協力をよろしくお願い致します。

    追記

    仙台市の小学5年生の女の子が、今月16日から行方不明になっています。
    警察は事件や事故に巻き込まれた疑いもあるとみて、28日、 公開捜査に
    踏み切りました。

    行方不明になっているのは仙台市若林区の小学5年生・羽田つぐみさん
    (11)です。 警察や家族によりますと、 つぐみさんは今月16日、JR仙台駅の近くで
    友達2人と買い物をした後、「家出をする」と言って友達と別れ、その後、 連絡が取れなくなっています。
     
    行方不明になってから5日後の今月21日には、 JR仙台駅近くを1人で 歩いているつぐみさんを同級生が目撃しています。 しかし、つぐみさんはその後も帰宅しておらず、 警察は事件や事故に 巻き込まれた恐れが強まったと判断して、28日、 公開捜査に踏み切り
    ました。

    http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline1160441.html

    画像URL: http://news.tbs.co.jp/jpg/news1160441_1.jpg
    動画URL: http://news.tbs.co.jp/asx/news1160441_12.asx
    Posted at 22:41 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Review クレイ数学研究所公開講座 「無限て何?」 Part IV [2005年03月28日(月)]
    続き

    Gowers教授のレクチャーノートはどんどん進む。
    前回までは「∞」は「存在」するか?や、「∞」はどんな数だろうか?
    ということに焦点が置かれてきたが、果たして今回は。

    ・・・

    What is ∞+1?
    (無限に1を加えたら何になる?)

    ・・・

    全く、このGowers教授とは、ユーモアのセンスがあるのかないのか、判断に困ってしまう。
    「無限に1を加えたら何になる?」なんて質問
    「ナポレオンが今生きていたらどうなる?」と同じでしょ。
    「現在の人口が一人増えるだけ」。

    だから「∞より+1大きい∞」と答えが、あれ?
    なんだか、変。

    今回はちょっと複雑なので、そういった僕なりの理解は次回にして
    取り合えず、Gowers教授のレクチャーノートに書かれていることを
    訳すことにしてみる。

    ・・・

    それでは、改めて

    What is ∞+1?

    CMIpubliclecture6b.jpg


    2つ「絵」が書いてあるが、下は放っておこう。
    最初の絵が
    「∞に1を加えた状態」を表している。

    で、この絵を説明したのが下のレクチャーノートである。
    そこには

    「Cardinals」
    「濃度」とある。

    CMIpubliclecture7a.jpg


    Two sets are the same size if they can be put into one-to-one correspondence.

    (絵を見て分かるように)、一対一対応にあてはめることが出来るとき、それぞれのサイズ(大きさ)、つまり、2つのセットは同じ大きさ、(うーん、たぶん濃度という表現が正しい)である。

    Cantor showed that the set of real numbers is bigger than the set of positive integers. More generally, given any set, there is always a bigger set.

    ところで、数学者カントールは、実数の集合が自然数の集合より大きいことを証明した。より一般的に言うと、与えられた数の集合には、常にそれより大きな数の集合が存在する。

    So - many different sizes of ∞.

    つまり、様々な∞の集合が存在する、濃度という点で。

    Is there a size in between that of the positive integers and that of the real numbers?

    しかし、自然数と実数の間に「大きさ」(濃度)なんてあるのだろうか?

    What is arbitrary real number?

    ていうか、任意の実数て何?

    ・・・

    つまり
    「様々な∞の集合が存在する、濃度という点において。」
    と言う事ですか。

    ・・・

    うへー、ついていくのが大変。
    というか、何故数学で「濃度」のお話が出てくるのか、分からん。

    Gowers教授の「レクチャーノート」をペタペタと2枚貼り付けて、訳を付けてみたが、我ながら「何のことやら?」という部分が多い。
    が、次回に向けて少し書き足しておく。

    CMIpubliclecture6b.jpg


    まず最初の「レクチャーノート」だが
    タイトルは「What is ∞+1?」

    で、

    Gowers教授が示した答は2つ。

    1つ目は∞+1は、∞+1。
    つまり、∞より+1大きい∞という事だろうか。

    ま、ここの部分は今回は触れない。

    問題は2つ目の答え。
    この絵が何を意味するのか。
    これが疑問。

    で、これを見て僕が思い出すのは
    「数を数える」というアイディア。
    ちょっと長くなるが、至極簡単なことなのでUPしてみる。

    「数える」という手続きはあらゆる有限個の集合を自然数(1,2,3、・・・)の集合の中に
    一対一対応をつけることである。

    どういうことか?

    有限個の集合(リンゴ)がある。 〇〇〇〇〇

    「数える事」が目的なので、何個あるとは言わない。
    この有限個の集合(〇〇〇〇〇)を自然数(1,2,3、・・・)の集合の中に一対一対応する。

    すると
    1−〇
    2−〇
    3−〇
    4−〇
    5−〇

    この手続きの結果、有限個の数は「5つ」であると「数える事」が出来た。

    さて、このように「数えること」ができれば
    2つの集合の大小を比べることが出来る。

    有限個の集合(リンゴ) 〇〇〇〇〇
    有限個の集合(ミカン) ◎◎◎◎◎

    の大小を調べたい時、上記の例に従うと

    〇−◎−1
    〇−◎−2
    〇−◎−3
    〇−◎−4
    〇−◎−5

    と、「過不足なく」一対一対応でき、大きさは同じと分かった。

    上の例で、有限個の集合(リンゴとミカン)は「確かに」一対一対応が可能なので
    同じ「計数」を持ち、この計数が「5」と名付けられる。

    「計数」とは、計算して出た「数値」の事。

    ところで、この一対一対応の方法だが、この方法は一通りではなくかなりたくさんある。
    「順列組み合わせ」という計算方法を知っていれば、1×2×3×4×5=120通りあると分かる。
    しかし、この120通りのどの方法でやっても、過不足はない。
    よって、「有限集合」の場合、「適当な方法で」という言葉は不要なのである。
    つまり、常に「計数」は、この場合「5」であることは「変わらない」という事だ。

    もし、有限の集合において数える順序に従って「計数」が違う場合、これは大変である。
    それは「10枚の1,000円札を20枚に数える秘訣」というような本が飛ぶように売れるだろう。

    という「数え方」にそっていけば
    「∞」と「∞+1」の大小が分かり
    もっと言えば、「∞+1」が「何」であるか分かるのではないか。


    次回、「What is ∞+1」に戻ろう。

    続く。
    Posted at 21:39 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Essay「ホリエモンのパラドクス」 [2005年03月27日(日)]
    ホリエモンを巡る一連の動きはとても興味深い。
    で、思いついた下のなぞなぞ。
    興味のある方はどうぞ。

    ・・・

    六本木ヒルズでホリエモンが言う。

    ・・・

    ニッポン放送「株」とフジテレビ「株」が欲しいんだ。
    時間外取引をしようと思うんだ。
    何か文句ある?
    え?貴方の言い分が正しければ、2社の株のどちらかを買わない、と約束するよ。
    どちらを買わないとは言わない。
    でも、もし貴方の言い分が間違っていたらどちらの「株」も買うよ。
    え?想定範囲内ですよ。

    ・・・

    しかしニッポン放送の社員とフジテレビの社員が「ある事を言って」ニッポン放送「株」とフジテレビ「株」のどちらもホリエモンが買えないようにした。さて、ニッポン放送の社員とフジテレビの社員は何と言ったんだろうか。そして、ホリエモンのパラドクスは何?
    Posted at 22:06 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Pick-UP「寮の掃除は自分ですべき?清掃サーヴィス議論」atハーヴァード大学」 [2005年03月26日(土)]
    ちょっと気になる記事があったので

    タイトルは「寮の掃除は自分ですべき?〜ハーバード、清掃サービスで議論」
    なんて、アホな議論かと思われるかもしれないが
    結構、まじめな部分を含んでいる。
    記事にはこうある。
    マサチューセッツ州のハーバード大学では、低価格で寮の部屋を掃除してくれるサービス「ドーム・エイド」が、静かな人気を呼んでいる。
    サービスを運営しているのは、同大2年生で若干20歳のマイケル・コプコさんとデーブ・アイゼンバーグさん。2004年の夏、コプコさんがプリンストン大学1年生の弟、マットさんとともにアイデアを思いつき、アイゼンバーグさんと7000ドルを投じてビジネスを立ち上げた。現在は、ハーバードのほかプリンストン大、ボストン大などでも事業を展開している。

      当初、コプコさんは学生の親にダイレクト・メールを送付したり、自ら看板を背負ったりして「ドーム・エイド」を宣伝した。一度は、安全面などを懸念した大学側から中止するよう求められたが、コプコさんは校内でアンケート調査を敢行。その結果、74%が支持、26%がサービスを利用したいと回答し、大学側もコプコさんの活動を認めた。

    しかし、学生の間ではこの清掃サービスに反対の声も上がっている。校内紙「ザ・クリムゾン」の論説記事は、「人を雇って寮の部屋を掃除するのは、自分の財力のひけらかしに他ならない。これは、ハーバードの学生間に暗黙に存在する経済格差を助長させるものだ」と、このサービスを利用しないように呼びかけた。同紙の編集者で3年生のアレックス・スラックさんは、「ドーム・エイドを利用する人は、尊敬できない」と語っている。

    コプコさんとアイゼンバーグさんはこれに対し「服装や車など、キャンパスで富を見せびらかす方法は他にいくらでもある」と反論し、「サービス料金は17ドル99セントからで、映画チケットとポップコーン、CDやDVDの値段と変わらない」と述べている。

    アンケート調査でも、サービスを利用しないと回答した人の中で料金を理由に挙げたのは25%にとどまり、その結果を見た大学側も学生間の経済格差は大きな問題ではないという結論に達したという。

    僕がいた頃は、ちなみにブログに写真をぺたと貼っているが EliotHouseという寄宿舎に僕は滞在していたが 清掃は、たしか、大学の事務側で雇われた人がいたと思う。 でも、このサービスは「部屋の中」というのが問題なのかな? 通常は学期末には部屋を空けないといけないから その後に、一気に係りの人が来て、大掃除をするんだけれど。 ところで、気になった論説の一文
    人を雇って寮の部屋を掃除するのは、自分の財力のひけらかしに他ならない。これは、ハーバードの学生間に暗黙に存在する経済格差を助長させるものだ。

    これは、リベラルな物言いでは、決してなくて、実際にある問題だと僕も思う。
    確かに皇族クラス、名門クラスが多いと思われているが、なんのなんの
    庶民がマジョリティですぞ。

    僕なんて庶民というマジョリティ、そして、アジア人というマイノリティ。

    なんてアイロニー。
    Posted at 23:29 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Pick-UP「フランス料理フルコース=360カロリー」 [2005年03月24日(木)]
    In Santa Monica

    ピアから少し離れた、郊外。
    うまいフランス料理が「食える」レストランがある。

    シェフは僕と同い年の26歳と、20代と30代のスタッフ。
    某大学の「映画」関係者が集まるお店。
    レストランの目玉は、シェフの出身地でとれる新鮮な野菜、そしてその土地特有の味付け。

    以前、とは言っても何年も前だが、「すずき」料理を頼んであまりの見事な仕上げに驚愕。
    「フランスのそれもあまり知られていない場所の味だから」
    と、スタッフの一人は言っていたが、うまいものはうまい。

    名前で「めし」を食べているわけではない。
    自分の「みらい」で食べるんだ。

    ・・・

    日本でも何軒か行きたいフランス料理「屋」はあるが
    今一番「食べてみたい」のは

    総カロリー360kcal以下のフランス料理フルコース


    そのフルコースの特徴は

    ☆ フルコース料理(主にフランス料理)の総エネルギー量が360kcal以下である。
    ☆ 塩分は2.2g以下である。
    ☆ 食材は全て厳選され、原則として旬のものである。
    ☆ 美しく、かつゴージャス感のある料理である。
    ☆ 美味しく、満腹感がある。

    素晴らしい。

    それでは早速フルコースをご紹介しよう。
    続きを読む...
    Posted at 21:30 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Review クレイ数学研究所公開講座 「無限て何?」 Part III [2005年03月23日(水)]
    続き

    公開講座の最初からいきなり「わけわかめ」な例題が紹介された。
    それは、「無限」は存在する、そして、「無限」は存在しない
    と、Gowers教授が言い出すからだ。

    全く、「無限は無限であって無限ではない」なんて言われている感じだ。
    うひー。

    ・・・

    Gowers教授のレクチャーノートの続きを見ると


    CMIpubliclecture3a.jpg仮定

    1)1/0 = ∞ (0分の1は∞である。)

    2)∞ obeys the conventional laws of arithmetic
    (∞は通常の算数方法(足し算、引き算、掛け算、割り算など)に従う。)

    3)Given the set of mathematical objects
    (e.g. positive integer) there is something, X, say, for which one can say

    The number of such objects is X.

    (数学的対象物にはXといわれるものがある。)


    以上の仮定を元に
    新たな疑問が提出される。




    CMIpubliclecture3b.jpg「Does 1/0=∞?」

    今度は「無限」が「存在」するかしないかではなくて
    1/0=∞が成り立つかどうかを見ている。

    まず

    ∞>1   故に 1/∞<1  
    ∞>10  故に 1/∞<0.1
    ∞>100 故に 1/∞<0.01

    普通に考えて

    「∞」は「有限数=ここでは、1,10,100」よりは「大きい」。

    で、これらを分数にすれば、

    「1/∞」は「有限数=ここでは
    1/1 (1)
    1/10 (0.1)
    1/100 (0.01)
    より「小さい」。

    ということで

    1/∞ < 0.0000000・・・・・001

    と言える、と同時に

    ∞≧0 故に 1/∞ ≧ 0

    だから

    1/∞ = 0?

    1/∞は0に等しい?

    ・・・

    最後の部分

    「1/∞=0」は
    最初のレクチャーノートの「A Proof that there isn't」
    で、0=1を導くので「有り得ない」=つまり、∞が「存在しない」

    とGowers教授は言ったので
    1/∞=0は正しくない。



    「1/∞≠0」という結果を得た上で
    Gowers教授は「別の見方」を紹介してくれる。

    CMIpubliclecture4a.jpgさて、今度は

    1)∞ is bigger than every positive integer n 
    (無限はどんな自然数よりも大きい。)

    2)σ = 1/∞ is infinitesimally small but not zero.
    (1/∞は「ごくごく」小さい数になるが、「ゼロ」ではない。)

    ・・・

    「ごくごく」小さい数になるが「0」ではない。
    これは、先ほどの「1/∞=0?」の流れを見れば当然。
    限りなく0には近く「なる」けれど、「0」では「ない」。

    ・・・

    3)σの2乗 is infinitesimally small even relative to σ, but still not zero.

    1/∞=σ(シグマ=合計)として
    (1/σ)の2乗つまり、σの2乗はσに相対的に比べて「ごくごく小さい」が、ゼロではない。)

    ・・・

    2)の話と同じ事。

    ・・・

    This leads to a consistent arithmetical system.

    これらが何を導き出すかと言うと
    「理路整然とした算術方法」
    つまり、普通に算数の公式やアイディアが使えるという事。

    Back to ∞

    CMIpubliclecture5b.jpgさて、∞に戻ろう。



    前のレクチャーノートで「仮定」が3つあった。

    仮定

    1)1/0 = ∞ (0分の1は∞である。)

    2)∞ obeys the conventional laws of arithmetic
    (∞は通常の算数の決まり事(足し算、引き算、掛け算、割り算など)に従う。)

    3)Given the set of mathematical objects
    (e.g. positive integer) there is something, X, say, for which one can say

    The number of such objects is X.

    (数学的対象物にはXといわれるものがある。)

    そこで

    Gowers教授はこう言う。

    We've been keeping assumption (ii) and dropping assumption (i).

    これまでのところ、仮定2)の見方を採用し仮定1)は採用していません。

    ・・・

    これは、つまり

    A Proof that there is

    The sequence 1,2,3.4.5… of
    all positive integer is END LESS
    That is, INFINITE
    Or, to paraphrase, the number
    of positive integer is ∞.

    一番最初の2つの例
    「A proof that there is」の事を指している。
    自然数の連続は「果てしない」、つまり、自然数の数は「∞」である。

    ・・・

    ところで、この逆、すなわち、仮定1)を採用し、仮定2を採用しない、といういう見方もいう事が可能。

    The reverse is possible:

    Yes, 1/0 = ∞, but ∞×0 is UNDIFINED

    つまり、

    1/0=∞
    そして∞×0は「定義できない」。

    (だって、仮定2)の通常の算数計算法は用いることが出来る、という事を採用していないから、∞×0は「定義できない」。もし、採用していれば、何に0をかけても答は「0」にならなければならないから∞×0=0。

    ・・・

    これは、「A Proof that there isn't」の事。

    ・・・

    ていうか、ごちゃごちゃしすぎ。

    続く
    Posted at 22:33 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Essay 「芸術に対する小問」 [2005年03月21日(月)]
    芸術について

    「形の醜美を見て直ちに其の醜美を決するのは未だ美を判ずるの最後にあらず。外極めて醜なるものにして、内極めて美なるものあり。醜と美とを判つは必ずしも其の形象に関わるにあらざるなり。・・・形は心の現象のみ。形を知るものは形なり。心を視るものは又心ならざるべからず。」

    と、かの北村透谷は言う。
    しかし、言葉の上では理解が出来ても
    実際に、その判断はほとんど機能しない。

    下に5枚の「作品」を用意した。
    是非、皆さんにお聞きしたい。
    果たして以下の5作品は「芸術」なのか。

    「芸術作品」か、そうではないかの答は「CntlキーとA」を押していただければ表示される。
    是非、5枚の作品を見た上で答えを見て欲しい。

    ちなみに僕は正解率は50%以下だった。


    abc1.jpg


    This was painted by 4-year-olds Hannah and Haley.
    4歳児の「お絵かき」


    abc2.jpg


    This is a reproduction of "Untitled," a 1970 Cy Twombly painting.
    タイトル「United」、1970 Cy Twomblyによる「芸術作品」


    abc4.jpg


    This was painted by 4-year-olds Ben and Michael.
    4歳児の「お絵かき」


    abc6.jpg


    These glasses were purchased at the Salvation Army for $19.99.
    USED店の「売り物」


    abc7.jpg


    This is a reproduction of Ellsworth Kelly's painting, "Blue, Green, Yellow, Orange, Red" from 1966
    タイトル「Blue, Green, Yellow, Orange, Red」1966年、Ellsworth Kellyの作品

    Posted at 23:27 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Pick-UP「新語探求」 [2005年03月20日(日)]
    論文を書いたりするとき、ちょっと「SNOBBY」に造語をちりばめたりする。
    で、それを教授なんかが分かってくれると結構「おし」という気分になる。
    雑誌「The New Yorker」や新聞などで、造語を探したりするのもひそかな楽しみ。

    で、所変わって日本。

    唐突だが
    「胴長族」「B2B2C」「人材市場価値算定サービス」
    という言葉をご存知だろうか。

    どうやら「新語」と言われているらしい。
    ふーむ。

    「胴長族」
    現在の高校生たちの身長が伸び悩み、身長に占める足の長さの割合が親の世代を下回っている現象をさしたもの。文部科学省が2004年末にまとめた学校保健統計調査速報によると、17歳男子の平均身長は170.8センチメートルで横ばいだが、座高は91.7センチメートルで過去最高となっている。足の長さの割合で親の世代を0.1%下回り、「短足」の傾向が裏づけられた。食生活が画一的となり、インターネットなどに夢中で運動不足による肥満が進み、足腰が十分に発育していないという指摘もなされている。


    以前は「正座」のせいで足が短いと言われ
    最近は「正座」をしないから足が長くなったと聞いていたが
    実は「偏食」と「運動不足」が原因らしいですね。

    「B2B2C」
    ネット通販事業の新しいタイプで、「ビジネス・トゥ・ビジネス・トゥ・カスタマー」の略。日本語に直すと「なりかわり発送事業」客からインターネットで注文を受けた会社にかわってバックヤード業務を肩がわりし、商品の配送を行う業者のことである。ダイワボウ情報システム(DIS)や丸紅インフォテックなどが代表的な会社。インターネットに出店をしている会社は、注文を受けるとこれらの会社に注文を送り、配送を代行してもらう。DISの場合、埼玉県加須市にのべ床面積約2万平方メートルの物流センターをもっており、受注から発送準備までの時間は10分程度。そのために遅くとも注文翌日には客の元に品物が届くという。いわば、インターネットに出店している会社は営業部門で、そうしたいくつかの会社と契約をしている倉庫・流通会社ということができそうだ。


    まあ、なんにせよ商品が速く届くのは良い事だ。(笑)

    「シンプル携帯」
    利用者に若者が多いことから、デジタルカメラ並みの撮影性能のあるカメラや、テレビやFMラジオのチューナー、QRコード読み取りなどの機能を搭載したものや、おサイフケータイなど、高機能な携帯電話が発売されている。これは逆に、「高機能」とは一線を画した、通話機能だけに限定した携帯電話。機能は通話だけで、液晶ディスプレーもない。インターネットやメールを使うこともできない。その代わりに数字ボタンや機能ボタンを大きくし、操作しやすいデザインとなっている。KDDIグループのツーカーセルラーが2004年11月に発売した「ツーカーS」は、購入客を中高年に絞っているにもかかわらず、通常の機種を大きく上回る売れ行きだ。携帯を使ったことのない高齢者は、操作がむずかしい機能があるだけで気後れしてしまうというアンケート結果から、あえて高機能を省き、潜在需要を掘り起こすことに成功した。


    素晴らしい。
    こういう携帯を待っていた。
    ハイライトした部分は、僕は個人的に「いらない」。

    日本の新語はまめにチェックしておかないと全然分からなくなってしまう。

    追記
    サリン事件から10年、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
    また、未だに後遺症に苦しんでおられる被害者の方々の一日も速い回復をお祈りいたします。
    九州地方の地震による犠牲者の方のご冥福をお祈りいたします。
    そして被害者の方々のお心お察しいたします。

    Posted at 22:58 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

    Review クレイ数学研究所公開講座 「無限て何?」 Part II [2005年03月19日(土)]
    続き

    CMIpubliclecture1.jpg一年前の2004年3月22日
    @ハーヴァード大学、サイエンスセンター

    同大学Math Department後援により
    CMI(クレイ数学研究所)公開講座が午後7時より行われた。

    講演者はケンブリッジ大学の数学者、Timothy Gowers教授
    講演内容は「Is there such a thing as infinity?」

    Is there such a thing as ∞?

    公開講座のフライヤーには
    「無限」は存在するんだろうか?
    「無限」は数なんだろうか?
    「無限」に1を足したらどうなるんだろうか?
    「数」は限りなくゼロに近く小さくなるんだろうか?

    結局、すべて「無限」を用いる「あなた」次第で
    「無限」の「意味」なんていくらでも違ってくる。

    講演の中で、Gowers教授は、それらの「意味」と数学的に持つ「意義」に言及する。

    ・・・

    それでは、CMIから公開されたGowers教授のレクチャーノートを下に見ていく。

    CMIpubliclecture2a.jpg
    A Proof that there isn't

    1)∞=1/0

    2)therefore, 0=∞×1

    3)so,

      0=0×1

       =0×(0×∞)

       =(0×0)×∞

       =0×∞

       =1

    ・・・ a contradiction



    次に

    CMIpubliclecture2b.jpg
    A Proof that there is


    The sequence 1,2,3.4.5… of

    all positive integer is END LESS

    That is, INFINITE

    Or, to paraphrase, the number

    of positive integer is ∞.






    ・・・

    ちなみにこの「レクチャーノート」はCMIから公式に公開されているもの。
    何も難しい数式は一切ないが、無限を知るに大変面白いプロセスを見る事ができる。
    特に、2枚目の「レクチャーノート」 は興味深い。

    A Proof that there isn'tでの等式が伝えるところは

    1)で「∞=1/0」と言っているのにもかかわらず

    2)や3)のように、つまり、単に1)の「∞=1/0」の両辺の「項」を、それぞれ、∞、1、0について解く(∞=、1=、0=の形にすること)だけで
    何故か最終的に1)の「∞=1/0」が

    3)で見て分かるように、「0=1」という成り立たない等式が出てくる。

    結局、「A Proof that there isn't」が何を言っているか。

    それは、「無限」は存在「しない」という事。

    また

    「A Proof that there is」では
    結局、自然数は1から順に果てしなく続く。
    これを「無限」と言う。

    さて、これは何を言っているのか。

    ここでは「無限」は存在「する」という事。

    ・・・

    続く
    Posted at 22:20 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0) | トラックバック(0)

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