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安倍首相夫人が故・李秀賢さんへメッセージ

「李秀賢さんの人生は短かったが、多くの実を結んだ」

 日本の安倍晋三首相の夫人・昭恵さんが、2001年に東京のJR新大久保駅で酔ってホームから転落した男性を救おうとして命を落とした故李秀賢(イ・スヒョン)さんの実話をもとに描いた韓日合作映画『あなたを忘れない』を見た感想を自らのブログに掲載した。

 昭恵夫人はブログで「正義感あふれる好青年が、自らの将来、恋人、家族、そして韓国と日本の関係などについて悩み、真剣に生き抜いた姿が伝わり、涙が止まらなかった。ご両親をはじめ周囲の方々にとっては本当につらく悲しい出来事だったが、この事故はわたしたちに多くのことを教えてくれた」と綴った。その上で昭恵夫人は「彼の人生は短かったが、多くの実を結んだ。大きな使命を果たすために神様が呼ばれたのでしょう」と記した。

 そして「20代で亡くなった人は20代までの春夏秋冬4つの季節があり、50歳で亡くなった人、また100歳まで生きた人にもそれぞれの4つの季節があるものだ」という吉田松陰の言葉を引用し、李秀賢さんの26年の人生の実は必ず結ばれ、その種はこれからもまかれていくことだろう、と結んだ。

東京=鄭権鉉(チョン・グォンヒョン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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