このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。
H先生
資料(『科学・社会・人間』、No.104-107(2008)の3論文)をお送りいただき、まことに、ありがとうございました。3編、一気に読みました。
(まず、本質的なことではありませんが、No.105, p.47の「原子炉の溶融が仮定されながらも」とp.48の「前原子力安全基盤機構理事長」は誤りです。重大事故でも仮想事故でも炉心は、溶融せず、考え方として、環境被ばく評価の場合の放射能は、不思議なことですが、機械的に、そのように、想定しているだけです。石川先生は、北大退職後、原子力安全基盤機構の前身組織の原子力発電技術機構の顧問で、改組にともない、そのまま、原子力安全基盤機構の顧問であっただけだと記憶しています。石川先生は、脛に傷を負っているため、日本原子力技術協会のような民間組織の理事長は、務まったかもしれませんが、政府関係組織の理事長には、絶対になれなかった人材です。)
吉岡斉先生が、瀬尾プログラムとそれによる原発災害評価結果について、『科学・社会・人間』、No.104(2008)で、わずか1頁の問題提起をしただけにもかかわらず、それも採るに足らない無視すればよいような程度の低い内容に対し、小出先生が『科学・社会・人間』、No.105(2008)で10頁も反論したのは、やりすぎです。
さらに吉岡先生が、『科学・社会・人間』、No.106(2008)で、饒舌ではあるが、議論の内容と方向を意識的に変え、ごまかしにごまかしを加えて16頁の議論の仕方に(基本的な被ばくの物理が分かっておらず、誤解したまま強弁を押し通す手口)ています。
それから、工学的な意味がまったく理解できていない論理展開(たとえば、多くある中で、たったひとつ挙げるとすれば、原子力資料情報室の上澤千尋先生が実施した六ヶ所村核燃料再処理工場の災害評価に対し、使用済み燃料貯蔵プールからの1%放射能放出の根拠・必然性に疑問を投げかけていますが、核燃料再処理工場では、停電時に非常用ディーゼル発電機の起動失敗等による冷却系機器によるプール水に対する能力低下にともない発生する最も典型的な事故想定であるにもかかわらず(過去に、実際に、ドイツでそのような事故が発生し、きわどいことが起こりました)、上澤先生の正当な解釈にもかかわらず、戦闘機の墜落でも想定しているのかと意味不明の見当違いの想定原因を推定し、コケにしています)に、これ以上の展開は、不要のように感じました。
吉岡先生は、(自ら異論派御用学者と名乗っているのに違和感を持ちましたが)、故・広重徹(科学史研究者)の批判手法をそのまま真似し、『原子力の社会史』(朝日選書、1999)で行ったような、つまり、議論の仕方と結果が誰を利しているのかにまったく無頓着に、議論している点が見苦しく、醜いと感じました。それに、誤記と誤解が多く、驚きました。吉岡先生は、そのことに気づいていないのでしょうか、それとも、意識的にしているのでしょうか。吉岡先生の信用と将来のためにも誰かが助言してやらなければならないでしょう。
以上は私のマクロ解釈です。いずれ時間をかけて、ミクロ解釈、つまり、私の考え方と理解を詳細にまとめてみたいと考えています。
桜井淳
"カリフォルニア"(カリフォルニアという名称はカリフォルニア州という意味とサンフランシスコにあるカリフォルニア通りのふたつの意味をかけています)のあるサンフランシスコは、世界的に見れば、大きな都市どころか、むしろ、自然に恵まれた世界でも希なくらいこじんまりした小さな部類に入る都市であって、特別の目的意識でもない限り、決して面白い観光地でもないように思えますが、日本人が海外出張する際、日本に帰る前の一休みの休憩地として、後ろめたさを感じ不自然と認識しつつもスケジュールに組み込み(希ですが、特に図々しい人は、ハワイに一泊というスケジュールを申請しますが、普通、理由が説明できないでしょう)、一泊するか、あるいは、本当に、学問的な目的で、カリフォルニア大バークレー校やスタンフォード大学、さらに、オークランドより東に入ったところにある電力研究所(EPRI)やローレンスリバモア国立研究所を訪問する場合の中継地として利用しており、多くの日本人が感じているほどすばらしい観光地というわけでもなく、小規模の中位の面白さの観光地でしょうか、ただ、ダウンタウン全体的な起伏の激しい地形のケーブルカーでの移動のおもしろさや北半分の緑が豊かな住宅地、さらに、瀬戸内海を連想させるような内海の静けさと美しさ、その上に特別の優雅さと美しさを誇るサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ等、そんな光景に癒しを感じる人にとっては、それなりの選択肢になり、桜井淳所長は、殊の外、内海のその光景がお好みで、良く、散歩に出かけますが、"カリフォルニア"のあるノースビーチ地区は、"水戸"のある水戸市千波町の数分の一くらいの広さで、桜井所長に拠れば、具体的には、その区画の周囲総距離からすれば、散歩の時間比較からして、偕楽園公園の外周の7kmくらいかやや長い程度で、非常に小さく、桜井所長は、散歩に出かける場合、まず、フッシャーマンワーフに出て、そのまま、内海沿いに南下し、ノースビーチ地区の外周区画通りを一周して、約2時間で戻りますが、時間がある時には、さらに、大回りし、高層ビル街やチャイナタウンの西側に回り(そこがカリフォルニア通り)、ダウンタウンと住宅地の境界の道路を抜け(バンネス通り)、約4時間かけて戻ることもあり、桜井所長は、偕楽園公園での毎日のような散歩で鍛えた足腰を生かし、とにかく歩くのが好きで、コレステロールと血糖値を下げることに、殊の外、大きな喜びを感じ、日本からのお客様やビジネス関係者の観光案内のため、約4時間コースを案内することも珍しくありません。