偽のメールをもとに国会で質問した責任をとって辞職した民主党の永田寿康前衆議院議員が、先週、福岡県内で自殺を図っていたことがわかりました。
民主党関係者などによると、永田寿康前議員は今月12日昼頃、福岡県宗像市にある医療法人所有の保養所で手首を刃物で切り自殺を図りました。命に別状はないということです。永田前衆議院議員は39歳で、2000年に千葉2区で初当選を果たし、過去3回当選しています。
しかし、おととし、ライブドアの堀江元社長の偽メールを国会で取り上げて議員辞職に追い込まれ、当時の前原代表など民主党の執行部も総退陣しました。
関係者によると、永田前議員は福岡県内の選挙区で国政選挙への出馬を模索していたということです。(18日18:01)