【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンの武装勢力タリバン最高幹部の一人は17日、ロイター通信の電話取材に対し「身の安全を保証するというカルザイ(大統領)の申し出は必要ない」と語った。大統領が16日、タリバン最高指導者オマル師らに「政府の和解条件を受け入れ政府に参加する」よう求め、殺害や捕捉を狙う米国から守るとの意向を示したことに反応した。
タリバンは支配地域の東部や南部だけでなく全国各地にも勢力を浸透させており、幹部発言は和解交渉における「タリバンの優位性」を強調した格好となった。
毎日新聞 2008年11月17日 21時44分
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