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2008-11-17 17:43:57 stanford2008の投稿

水戸"が管理している国内外の大学・研究機関との共同研究の内容-学会発表と原著論文の出来栄え-

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国内外の大学や研究機関との共同研究の内容については、組織的に、"水戸"が統一的に管理していますが、現在、学会発表や学会誌への原著論文発表に結び付くような国内の数大学・研究機関、国外の数大学・研究機関との共同研究を実施しており、いまの"水戸"と"カリフォルニア"の能力以上の仕事を契約してしまい、そればかりか、桜井淳所長は、年間120日の講演をこなしており、スケジュール的には、ぎりぎりの役割を果たしており、ほぼ、限界の能力を発揮しています。
2008-11-17 13:05:14 stanford2008の投稿

桜井淳所長より元原研研究員Mへの超高温原子核構造と中性子断面積についての手紙-誰も知らない世界-

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M先生


すでに、73歳に達し、ライフワークの仕上げの原著論文の作成に取りかかっているとの事、ご多忙のところ大変恐縮ですが、ひとつ教えてください。

私は、いまでも、学術セミナーや大学・研究機関との共同研究のために、中性子輸送計算コード用の常温や高温の中性子断面積を編集(多群ないしポイントワイズ)していますが、たとえ、数百℃での編集でも、編集の妥当性を検証できないのが現状です。と言うのは、世界に、信頼性が高くて、利用できる高温ベンチマーク実験問題が、存在しないからです。世の中に出回っている600, 900, 1200, 1600, 1800, 2000Kまでの温度の中性子断面積ライブラリ(多群ないしポイントワイズ)は、精度検証をしていませんが、関連報告書には、「よかったら、そのような条件でご利用ください」と注意書きしてあります。決して、精度の保証はしていません。できないのです。

数百℃や数千℃での中性子断面積の変化は、ドップラー(doppler)効果等、常温に比べ、どのような変化が生じるか、よく分かりますが、原水爆のように、瞬時に、常温から、1億℃ない2億度℃に達した場合、物質はプラズマ状態に変化しますが、原子核構造はどのように変化し、中性子断面積は、ドップラー効果による変化程度ではなく、大きく変化するのでしょうか。私が知りたいのは、大雑把な推定ではなくて、正確な学術的な証明です。私なりに考えてみますと、原水爆の実験をなぜ実施するかと言えば、ひとつには、1億℃ない2億度℃までの温度変化に対応する正確な中性子断面積の変化が分からないためであろうと推定しています。

原子力研究、特に、炉物理研究では、大部分の場合、常温の世界の現象を扱っており、数億℃の原子核の世界と中性子断面積がどうなるのか、これまで、学術的に、定量的に、考えたこともなく、M先生のように、原研で長い間、加速器を利用して、中性子断面積を測定してきた実験研究者の立場から、また、原子核構造の理論研究者の立場からすると、どのように認識していますか。唐突に、生活に馴染まない質問で、恐縮です。

ライフワークの仕上げの原著論文が完成したら、また、偕楽園公園をじっくり、2時間かけて散歩しましょう。


桜井淳
2008-11-17 12:08:11 stanford2008の投稿

"水戸"スタッフの恒例の研修旅行-学会参加による情報収集と学会開催地近傍の観光旅行-

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"水戸"のふたりの専任スタッフは、恒例の秋の研修旅行の一環として、桜井淳所長とは別行動で、11月上旬に、阪大豊中キャンパスで開催された第7回日本科学技術社会論学会(Japanese Society for Science and Technology Studies; JSSTS)に参加し、その分野の勉強と最新の情報を収集し、学会の前後には、いつものよう、学会開催地近傍の観光地に出かけ、今回は、京都の寺々巡りの中、紅葉を楽しみましたが、最初から最後まで、花より団子でした。
2008-11-16 19:19:53 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大のN先生への手紙-『設置許可申請書』の記載内容ですべてに対応できない具体例-

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東大N先生


東大は、『設置許可申請書』に、スカイシャイン実験ができる施設の記載がしてあるから、改めて、監督官庁には、何ら手続きする必要がないと主張していますが、それは、成立しません。それが成立するようであれば、『設置許可申請書』の段階で、考えられるすべてのことを記載しておけば、途中予想されることや変更事項に対し、わざわざ、時間と金のかかるわずらわしい設置変更問題に対応する必要は、なくなります。

私が1976-84年に在籍した原研材料試験炉部では、炉心に装荷するキャプセルに、たとえ、わずかでも、具体的には、マイクロ核分裂チェンバーや線量評価用のわずかの核分裂性フォイルを入れても(一般産業に従事しているひとたちには、とても、想像できないことでしょうが、マイクログラムの核分裂性物質が入るだけでも、大変わずらわしい許認可の対象になります)、許認可の対象になり、そのつど、監督官庁には、書類提出・説明等、大変な対応をしたものです。『設置許可申請書』の記載で逃れられるのであれば、材料試験炉部でも、当然、そのようにしていたことでしょう。

あれから、すでに38年間も経ち、当時のことを知る者は、ひとりもいなくなってしまいました。人々の記憶から消え去ろうとしています。


桜井淳
2008-11-16 12:12:39 stanford2008の投稿

桜井淳所長から文部科学省への「東大スカイシャイン実験の不正についての公開質問状」-不正隠蔽体質-

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文部科学省

担当者殿


茨城県那珂郡東海村にある東大原子力工学研究施設では、1970年頃、弥生炉を利用した中性子スカイシャイン実験(原子建屋天井の原子炉垂直実験孔"グロリーホール"の真上に設けられた大型遮蔽プラグを大型クレーンで引き抜き、運転時にグロリーホールから垂直上方の大気中に最高約2km高さまで放出される中性子の空気中での散乱にともなう地上での線量率分布測定を実施し、計算値との比較等を行う研究)が実施されましたが、当時、東海村と監督官庁に実験実施に必要な諸手続きをしていませんでした(不正実験)。地上での中性子線量率分布は、隣接する原研東海の南北約2kmの直線構内道沿いに実施されました。東大関係者が原研構内で測定するには、それなりの手続きと許可が必要になり、それだけでなく、実験にともない原研構内に設置されている放射線モニターが警報を発するため、関係者への事前の説明が求められます。

東大原子力工学研究施設のHPには、私が指摘したスカイシャイン実験の不正に対して、反論が掲載されていますが、その理由として、『原子炉設置許可申請書』の利用目的等の項目にスカイシャイン実験等を含み、そのような施設の造りになっていたから手続きの必要がないとの記載があります。貴省は、東大のそのような説明を正当化し、独自の調査と判断を怠りました。再度、ここに、再調査を求めます。

原研東海のFNS施設もターゲット室天井にスカイシャイン用の貫通孔(いつもは遮蔽プラグを挿入しています)が設置時に設けられていました。設置時の利用目的にそのような実験実施の記載もありました。しかし、2000年に実施された中性子・ガンマ線スカイシャイン実験では、事前に、東海村と監督官庁へ手続きをし、許可を得ていました(関係者への聞き取り調査)。東大弥生炉でも、2000年頃に、再度、中性子・ガンマ線スカイシャイン実験が実施されましたが、その時には、東海村と監督官庁に手続きしていました(関係者への聞き取り調査)。


東大が1970年頃と2000年頃に実施した中性子スカイシャイン実験と原研が2000年に実施したFNS中性子・ガンマ線スカイシャイン実験の実施にともなう手続き上の法的相違は何もありません。利用目的等の記載を根拠にした1970年頃の実験を正当化するならば、なぜ、2000年頃の実験時には、手続きを実施したのか、論理的な整合性が成立しません。

東大は、施設の設置目的に含まれていた実験だから問題ないとしていますが、その解釈は、誤りです。改めて手続きする必要がありました。東大原子力工学研究施設のHPの説明文は、設置時の利用目的等の記載事項をスカイシャイン実験実施の根拠にしていますが、その説明によって、不正を証明したことになります。


原子力界の遮蔽関係者(私もそのひとり)の間では、東大スカイシャイン実験はヤミ実験と言われ、研究報告書の引用は、できるだけしないようにしてきました。当時の実験担当者もヤミ実験であることを示唆(私は直接聞きました)していました。


この件について、再調査し、二度と同様な不正が繰り返されないように、行政指導をお願いします。


以上、今月中にご回答ください。



桜井 淳


(以上の文書は文部科学省HPのしかるべき欄から手続きを通して正式に提起した内容です。近藤駿介原子力委員会委員長・鈴木篤之原子力安全委員会委員長・岡芳明日本原子力学会会長は、過去に、原子力工学研究施設で研究しており、この件に、直接関係していたか否かに関係なく、社会の重要な役割を演じる立場から、東大を代表する厳正な行いが求められており、同施設の疑惑については、明確にしておく責任があるように思えます。)


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