中国孤児3人、17日に帰国＝人数は最少、対面調査予定なし−厚労省

　今年度新たに中国残留日本人孤児と認定された3人が17日、肉親捜しのため一時帰国する。28日まで滞在し、親族の可能性がある人が現れた場合は対面調査に臨む。
　一時帰国するのは、康玉芹さん＝推定（68）＝、秦永珍さん＝同（73）＝、李義華さん＝同（63）＝。人数は1981年に集団訪日調査が始まって以来、最少となった。
　厚生労働省は9月26日に3人の名簿を公表。それ以降、「肉親ではないか」といった情報が計7件同省に寄せられたが、身元判明に結び付く情報はなく、対面調査の予定はまだない。