goo注目ワード ピックアップ・・・AKB

　「昨日の合コン、序盤は緊張で会話が少なめだったけれど、君の『AKB』が効いて大盛況だった」……。KWという言葉が日本列島に浸透し、いつしか空気を読むことが重要視される世の中になりましたが、その逆の「AKB」という言葉の存在をご存じでしょうか。

　「AKB」とはあえて空気をぶっ壊すという意味。周りが空気を読み過ぎているなか、あえてその場の雰囲気を壊すことで評価されることもあるようです。他にも「らいがん」、「カラアゲ」など、おもわず共感してしまう言葉や、心が折れそうになったとき、声にならない自分の思いを代弁してくれるような言葉も。

　こうした言葉は「渋谷語」と呼ばれ、外来語でも日本古来の言葉でもなく、渋谷の若者たちの間で巧みに生み出された造語。奇想天外な言葉が詰まった「渋谷語辞典2008」は発売直後からmixiなどで話題となりました。編集を手掛けたのは渋谷語制作委員会で、実際に渋谷の街に繰り出してリサーチを行ったのだそう。監修はギャル社長として一躍有名となった藤田志穂氏が率いるシホ有限会社G-Revo。

　渋谷の若者たちから絶え間なく生み出されるファッションの流行や言葉は、渋谷のみならず社会現象にまで発展し、時にはその時代を印象付けるほどのインパクトを持ちます。お父さん、年頃の娘さんの言葉が理解できないならばコッソリ覗いてみてはいかが？（gooサーファー）

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