早稲田大学の学生らのグループが、オランダから大麻を密輸しようとしていたことがわかりました。警察と税関は3人を逮捕しましたが、1人は逃亡しています。
大麻取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、早稲田大学国際教養学部の21歳の学生ら2人と、東京理科大学の夜間部に通う太田橘秀被告(当時26)の3人です。
このうち、早稲田大学の学生ら2人については、執行猶予付きの有罪判決が確定しています。
警察や税関当局の調べによりますと、3人は今年5月、オランダ国内で大麻草およそ15グラムをビニール袋5袋に入れて国際航空郵便で日本に密輸しようとしましたが、成田空港で税関職員に発見され、その後、逮捕されました。
この事件では、他にも早稲田大学の19歳の学生が関与していて、警察は逮捕状をとっていますが、この学生は海外に逃亡しているということです。
学生3人が大麻密輸事件に関与したことについて、早稲田大学では「事実とすれば大変遺憾なことで、再発防止に努めたい」とコメントしています。(15日11:20)