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【首相・懇談詳報2】次回金融サミット「日本がふさわしい」 (4/6ページ)
「そこで勇ましくポストブレトンウッズだとか勇ましいこと言ってのが世界中いますけど、日本にもそういう何となく反米だけで考えている経済分かっていないやつが世の中いっぱいいるんだけど、現実にそんなことができるかというのを考えてみたときに、なかなかできないと思うね。よほどの熱意と覚悟がいるから。その場合に短期的にはドル体制。少なくともドルの決済というものを維持させるために、日本もだけど、流動資金を持っているところは少なくともこれに支援しろと、短期的にはそうだと思う。ただ、中期的には、アメリカさんおたくちゃんと貯金して、中国さんおたく貯金しすぎと、貯蓄成功35%なんて異常だろうがと。だからそういった意味ではおたくは輸出に頼って経済を伸ばしてここまできたけど、米に対する輸出は難しいよと、ヨーロッパに対する輸出も難しいんじゃないと。だって、両方とも景気が悪くなるんだから。そうすると、その分をどこで経済を成長させるのかといえば、内需とか民需、中国国内の民需、内需活性化させない限り中国の経済成長は難しくなる。従って中国も対米投資はほぼゼロ%、輸出で稼いだ黒字だけはね。投資はゼロとかいうのはちゃんとしないと世界のあれは持ちませんよ。多分中期的にはそういうことだね。アメリカも産業構造をちゃんと立て直してGMの株が3ドルとか、取り急ぎ金が要ったってその先はもたねえだろということになる。お宅もちゃんと経済をGM含めて立て直さないと、大変なんじゃないですかねという話だと思うけど。取り急ぎは、失業対策とか別の発想で仮に自動車産業を社会不安とか失業対策とかでやっても、それから後GM自体の経営効率をちゃんとしないとしんどいと思うけど中期的には。中長期的にその後に出てくるのは多分、多軸通貨というような話がその後で出てくるんだろうけど、みんなこっちの話をスタートさせるけど、目先の話と全然違うんじゃないのと思いますけどね」