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児童ポルノ:所持で3人目の逮捕者 提供目的の疑い

 ファイル交換ソフト「eMule」(イーミュール)を通じ、児童ポルノ動画が国内外のユーザーに提供されていた事件で、埼玉県警少年捜査課は12日、東京都昭島市の会社員、菊地清彦容疑者(36)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)容疑で逮捕した。逮捕者は3人目。菊地容疑者が提供した動画は10カ月間で25万回ダウンロードされていたという。

 調べでは菊地容疑者は10月16日ごろ、世界中の不特定多数に提供する目的で、児童ポルノの動画ファイル1個をeMuleの共有フォルダーに保存した疑い。3容疑者のフォルダーには、わいせつ動画や画像が計2000個近く保存され、各5万~25万回ダウンロードされていたという。

 3容疑者は数年前からeMuleで児童ポルノ動画を入手していたという。各国に多数のeMuleのユーザーがいるため「世界中から珍しいものが集められる」などと供述している。【小泉大士】

毎日新聞 2008年11月12日 23時37分

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