◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
巨人の二岡智宏内野手(32)、林昌範投手(25)と日本ハムのマイケル中村投手(32)、工藤隆人外野手(27)との2対2の交換トレードが合意に達し、14日に両球団から発表された。午後に東京・大手町の巨人の球団事務所で行われた会見の内容は以下の通り。
清武球団代表「2人とも巨人軍と、日本ハムがそれぞれ来季に大変期待している選手です。求められて、さらに出場機会を考えて、思い切って新天地に放つ決意をしました。この間、いろんな逡巡があり、監督、コーチとも何度も話し合いを重ねて決断いたしました。2人と話をしましたけど、非常に前向きな姿勢でチャレンジするという意思を確認しています。両球団にとってもこの2人、ハムの2人にとっても前進するための新たな挑戦です。ぜひ暖かく見守っていただきたい」
―今の心境は?
二岡内野手「昨日、夜に代表から連絡をいただきまして、それまでも一部報道が出ていまして、うすうす感じてはいました。それを聞いて自分なりに心を整理して、今は吹っ切れた状態です」
林投手「僕も一部の報道で知って、最初はびっくりしたし、ショックもあったけど、時間がたつにつれて、日ハムさんも期待してくれているということなんで、前向きにとらえています」
―日本ハムでは中心選手として期待されている。
二岡内野手「ジャイアンツではそれなりに10年間やってきて、今の地位を築いてきたと思う。日ハムにいったら、いい選手もたくさんいるし、ゼロからのスタートという気持ちでレギュラーをとれるように頑張っていきたい」
―若く経験も豊富。どんな活躍を?
林投手「パ・リーグの野球は交流戦でしか対戦していない。日ハムさんの期待もあるし、これからどういうポジションでできるかを聞きながら、他にもいい選手はたくさんいるし、争ってしっかり自分がアピールして、いいポジションで抑えられるようにしたい」
―巨人ファンに一言。
二岡内野手「10年間、けがが多かったけど、グラウンドに帰るといつも大きな声援をいただいて、勇気をもらって本当に感謝しています。ユニホームは変わりますけど新天地で頑張りたいと思います」
林投手「僕も7年間、高卒で入って、ジャイアンツで育ててもらったというのが大きい。その中で1軍のマウンドにも上がらせてもらって、たくさんの応援をいただいて育ててもらったというのはファンの力でもあるし、感謝しています。新天地で活躍できるように頑張りたいと思います」
(2008年11月14日15時39分 スポーツ報知)
リンク