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73 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
アウシュビッツを生き抜いた10才の子供, 2008/11/12
エリ・ヴィーゼルは『夜』で15才でアウシュビッツを生き抜いたことを書いています。トーマス・バーゲンソールはさらに若い10才でアウシュビッツを生き抜きました。アウシュビッツから脱出できたのは、幸運に幸運が重なったからです。
10才の子供にとって大切なのは父と母の存在でした。本の最後に彼が書いているのは両親のことです。「命の危険が迫っているときにも父が見せた氷のような冷静さは、いつも力を与えてくれた。」「母の愛と強さが、恐怖におびえて当然な状況の中で、私に恐れない勇気を与えてくれた。」両親の無条件の愛が子供に勇気を与えました。
彼はその後米国に留学しますが、収容所の出来事が蘇ってくることがありました。「自分はそうした過去から完全に解放されることはなく、それらの過去が永遠に自分の人生を形作るだろうとわかった。けれど、僕はこれから踏み出そうとしている新しい人生が、過去のために台無しにされたり、壊されたりすることは許さないつもりだった。過去は僕の将来に力を与え、そして、意味を与えてくれるはずなのだから。」と過去から力を得ることを学んでいます。この本を読んで力が出てくるように感じました。私だけでしょうか。
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良い意味で裏切られた, 2008/11/14
著名人の家族が翻訳した話題の書ということで、あまり期待せずに読みはじめたが、良い意味でその予断を裏切られたと思う。
何度も涙が溢れ、読後には暖かな余韻が残った。
筆者の記憶に焼きついた、空から降ってくるパン――豊かではなかったろう戦時下のチェコの人々が、見ず知らずの収容所に向かう人々に差し伸べた無償の善意に、自分も倣いたいと、そう感じた。
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