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ウォン暴落、1ドル=1078.90ウォン

3年9カ月ぶりのウォン安水準

 ドルに対するウォンの価格が3年9カ月ぶりの最安値を記録し、1ドル=1080ウォン近くにまで暴落した。

 25日のソウル外国為替市場でウォンは、先週末よりも1ドル当たり16.40ウォン(約1.67円)安い、1ドル=1078.90ウォンにまで落ち込んだ。ここ3日で29.6ウォンも暴落し、2004年11月17日に記録した1ドル=1081.40ウォン以来の安値をつけた。

 通貨当局は当初、原油高の影響を最小限に抑えるためにウォン安を防ぐ方針だったが、原油価格が下がり始めたことから、事実上の「ウォン安容認」へと方針を転換した、と市場関係者は推測している。

 この日のウォンは取引開始からわずか30分で1070ウォン台をつけ、一時は1079.0ウォンにまで価格が落ち込んだが、政府による介入とみられるドル売りが入って最終的に1078ウォン近辺に落ち着いた。

趙義俊(チョ・ウィジュン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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