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韓国、対外援助額約900億円…OECD加盟30カ国中28位

 世界第11位の経済大国となった今、韓国は他国の経済難に手を差し伸べるべき時を迎えた。経済協力開発機構(OECD)が先月発表したところによると、韓国の国民総所得(GNI)に対する対外援助額は加盟30カ国中28位。辛うじて最下位を逃れた程度だ。

 韓国の対外援助額(2005年時点)は7億5200万ドル(約897億円)で、GNI比0.1%にとどまっている。これは国連の推奨基準である0.7%に遠く及ばないのはもちろん、OECD援助供与国の平均0.33%の3分の1以下という数値だ。東欧圏のハンガリーやチェコよりもGNI比が低い。

 対外援助をリードするのは西欧諸国だ。同率1位はノルウェーとスウェーデン、次いでルクセンブルクとオランダが3位、以下デンマーク、ベルギー、オーストリアと続く。隣国の日本は16位、米国は20位だ。人間関係でもそうだが、国際社会で発言し認められるには、他国の援助にも力を入れるべきではないだろうか。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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