「万年交通事故最多国」韓国、汚名返上の日はいつ?
1996年のOECD加入当時、韓国の「人口10万人当たりの交通事故死者数」は32.3人と、全会員国の中で最下位だった。当時この調査で1位のアイスランドは3.7人で、韓国はその約10倍だった。しかし、10年後の2005年、道路交通安全管理公団の統計によると韓国の10万人当たりの死者数は13.2人と、大幅に減少し、30カ国中26位となった。2003年まで万年最下位だった韓国は、2004年の資料ではOECD会員26カ国中24位と、最下位を脱出した。
今月16日に警察庁が発刊した「2006道路交通安全白書」の中から主要交通事故統計資料を抜すいした。
◆飲酒運転による交通事故は0.15~0.19%が最も多い
昨年発生した飲酒運転のうち、交通事故の発生が最も多いのは血中アルコール度数が0.15%以上、0.19%以下だ。昨年1年間で合計8623件発生し、260人が死亡した。現在、韓国では血中アルコール濃度0.1%以上で兔許が取り消される。専門家らは、この数値はソジュ1本半ほどの飲酒量だと説明する。警察関係者は「0.1%を超えただけでも注意力や判断力、反応が鈍くなり、眠気に襲われるなど、危険状況に置かれる。普段と比べて事故の危険が4~6倍以上高い」と説明した。
昨年飲酒運転による交通事故は2万6460件発生し、このうち910人が死亡、4万8153人が負傷している。
◆高速道路での交通事故はソウル外郭循環道路が1位
高速道路で発生した交通事故は、1996年には年間8222件であったが、2005年には4113件と、10年で半分ほど減少した。発生件数で見ると1位が京釜高速道路で1210件、以下嶺東高速道路が660件、ソウル外郭循環道路が423件、西海岸高速道路が346件と続いた。1キロメートル当たりの交通事故発生件数で見ると、ソウル外郭循環高速道路が一番多い。次に京仁高速道路、邱馬高速道路の順だ。キム・インソク博士は「外郭循環高速道路の場合、交通量が多いだけでなく、進入口と出口付近で速度が急に変化するため、この付近で交通事故が多い」と説明した。
◆地域別交通事故は京畿が1位
地域別で見ると、京畿道が4万3296件で全国1位だった。死亡者数も京畿道が1176人で全国死亡者数の18.4%を占め、一番多かった。保有自動車1万台当たりの交通事故発生件数では仁川が1位だった。大邱地域が1万2035件と前年比6.7%増加し、交通事故の発生件数が最も増加した。
朴蘭姫(パク・ランヒ)記者
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