記事入力 : 2008/02/16 15:05:52
南大門火災:残骸はいつ捨てられたのか(上)
- 15日午後、ソウル中区の崇礼門周辺には、今回の火災で焼け落ちた木材などが種類別に区分され積み上げられている。これらの資材は調査を経た後に保存または廃棄が決められる。/イ・ドクフン記者
崇礼門(南大門)の残骸20トンを廃棄場に送ったのはいつか。文化財庁は「中区が廃棄物のように放置していた」と主張し、中区は「自分たちはまったく手もつけられなかった」として文化財庁の責任と主張している。
15日に文化財庁が明らかにした内容によると、崇礼門の残骸の中で伝統紋様が刻まれた瓦など、保存価値のある一部の残骸の中で廃棄物処理場へと送られた分量は20トンに達することがわかった。これに対する非難の世論が巻き起こると、文化財庁は文化財委員会を招集し、「別の保管場所を準備するまでは一切搬出しない」と発表した。しかし文化財庁とソウル市中区は今も責任のなすりつけ合いばかりに熱中しており、崇礼門残骸の廃棄物処理についての責任は相手側にあると主張し合っている」
◆自分たちは捨てなかった
崇礼門火災現場での残骸処理は、最初に消防当局が整理のための作業を開始し、分類作業は文化財庁が担当、運搬はソウル市が管轄する廃棄物業者が、幕を張って現場を管理する業務は中区が担当した。
文化財庁関係者は15日、「(廃棄物処理業者が)残骸を捨てるよう放置した責任は中区にある」と主張した。これに対して中区の関係者は、「普段から文化財である瓦の一つを交換するとか、警備システムを設置するとかいったちょっとした作業にも、細かく公文を送らなければならないほどなのに、われわれが自分から勝手に作業できるわけがない。今回の事は文化財庁の責任だ」と反論した。今月11日に掘削機で残骸を無神経に取り扱ったという非難を受けている消防当局の関係者も、「文化財の管理はわれわれとは関係がない。今回の問題は文化財庁に関係していることだ」と強弁した。
兪碩在(ユ・ソクジェ)記者
チョン・ジソプ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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