さいたま放送局

2008年11月13日 19時32分更新

複数の交換ソフト使用か


インターネットのファイル交換ソフト「eMule」(イーミュール)を使って、児童ポルノを不特定多数の人が入手できるようにしていたとして男らが逮捕された事件で、押収したパソコンからは「eMule」以外にも複数のファイル交換ソフトがあったことがわかり、警察は男らがこれらのソフトでも児童ポルノのやりとりをしていた疑いがあると見て調べています。

この事件は、ファイル交換ソフト「eMule」に児童ポルノの動画を保管し、不特定多数の人が入手できるようにしていたとして会社員の男ら3人が児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたものです。
警察は逮捕した3人が他の人と児童ポルノをやりとりしていた手口を捜査していますが、これまでの調べで、押収した3人のパソコンからは「eMule」の他にも「Winny」(ウイニー)や「Share」(シェアー)など複数のファイル交換ソフトが見つかったということです。
ファイル交換ソフトは、種類によって利用者や動画の内容が異なることから、警察は3人は「eMule」だけでなく複数のファイル交換ソフトを使い分けてやりとりをしていた疑いがあると見て調べています。