November 13, 2008

いきなり時差ぼけ

機内では11時間ほどあった飛行時間の内、7〜8時間ほど寝た。
その間トイレに立ったのは2回。
最近の米系航空会社のビジネスクラスは「熟睡シート」だからいい。
私の働く某社のビジネスクラスは快適そのもの。極楽空間。

ただUAに関しては一世代前の「腰痛ビジネスシート」から
変わっていないという。
西村修選手の話ではUAに関してはウエブサイトに出ている
新型シートにはいまだ出くわしたことがないという。

デルタ、ノースウエスト、コンチネンタルの3社は太平洋&大西洋路線
に関して従来3クラス(ファースト、ビジネス、エコノミー)
だったものをファーストを無くして、ビジネスとエコノミーの2クラスにした。

ビジネスクラスが売れるかどうかで、利益率が違ってくる。
アメリカン航空のダラス・フォートワース〜大阪・関西や
シカゴ〜関空、シカゴ〜名古屋は飛ばし始めてもすぐに撤退
ということになった。

「後ろばかり重くて」とは関係者からよく聞く話。
エコノミーが満席でもビジネスが売れないと、すぐに赤字になる。
上記の関空路線はまさにそういう状態だったとAAで
セールスマネジャーをやっていた人に聞いた。

私は以前デルタ航空のビジネスクラスにはまっていた。
3クラスの場合、ビジネスクラスをあんまりよくすると
誰もファーストを買わなくなるという制約があるので、
ビジネスクラスをよく出来ないという問題がある。

デルタは業界の中で真っ先に2クラス制に変更し、
ビジネスエリートというニューサービスを設定。
その素晴らしさにはまったのが私。
「熟睡ビジネス」それがハシリ。

後を追うようにしてコンチネンタルも2クラス化。
「ビジネスクラス料金でファースト並みのサービス」という
うたい文句でビジネス・ファーストという名のビジネスクラスを
設定した。

そうこうしている内にノースウエストも2クラス化。
もともと快適だったワールド・ビジネスクラスを
更にレベルアップした。

ノースウエスト、デルタ、コンチネンタルのいいところは
「当たり外れ」がないこと。

日系やシンガポール航空、キャセイ・パシフィックなどの
アジア系は機材により大きなバラつきがある。
素晴らしい新型ビジネスと一昔前の「腰痛ビジネス」
のどちらにあたる場合もあるというのは、
私からしたらリスキーで好きになれない。

そんな中でアメリカンは3クラスにもかかわらず
ビジネスクラスをよくした。しかしユナイテッドは
宣伝しているにもかかわらず実際にはまだ。

シートの快適性がすべてではないにしろ、
私の場合はそれが最優先。そういった意味でUAを除いた
米系はハズレがなくていい。

さて話は戻る。
快適シートで熟睡。ハッピーフライト。
しかし…どこまでいっても社員特典。
あたりまえのことだが機内食はお客様が優先される。
我々「ノンレヴ」と言われる社員特典で乗る人間は
正規のお客様のオーダーが終わってから、残り物という制限の中で
フライトアテンダントがオーダーを取りにくる。
今日なんか、というか、かなり運がよくないと
和食にはありつけない。
まあ前回名古屋に飛んだ際には和食にありつけたのだが。

今日の食事は和食以外の3種類からの選択でフィレミニオンの
ステーキを選択。赤ワインを飲みながらそれはそれでよかった。
サラダが美味しかったし、食後にポートワインをちびりちびり
飲みながらブルーチーズとクラッカーっていうのも最高。

単身赴任先のアパートに戻り、
ルームメイトが作ってくれたスパゲティ・アルフレッドとサラダ
を食べたら睡魔が襲ってきて午後4時半にバタンキュー。
10時に目が覚めて、いまこれを書いて、また明日朝まで寝る。

このところ12時間勤務という部分から、普段5時間ぐらいしか
寝ていないが、今日はチャンス。

飛行機で7時間。アパートで4時から10時まで6時間。
12時から9時まで9時間。22時間の睡眠を集中的にとる。
心配なのは腰。あまり長く寝ると身体が痛くなる。

jimmysuzukiusa at 13:25 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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