会話感知しATMが警告 島根銀、振り込め防止にその電話、振り込め詐欺かも-。島根銀行は、現金自動預払機(ATM)の前で会話をすると、振り込め詐欺に注意を呼び掛ける音声が流れる装置を一部の店舗に設置し、7日から運用を始めた。 携帯電波を感知する装置を導入した銀行もあるが、今回の装置は低コストなのが強み。島根県警も普及を期待している。 会話が数秒間続くと音声センサーが働き、「振り込め詐欺、還付金詐欺にご注意ください」といったアナウンスが流れる。その時々の詐欺の手口に応じて、警告メッセージの内容を変えることもできる。 ただ詐欺と無関係の会話にも反応してしまうのが難点。県警担当者は「日常的な注意喚起ができ、むしろ意味がある」と話す。 島根銀行は「効果は未知数だが、市民への啓発になれば」としている。
【共同通信】
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