桜井淳所長の筑紫哲也氏への哀悼-こなれた独特の言葉で本音が語れる数少ない硬派の論者-
テーマ:ブログ筑紫哲也氏は、11月7日、73歳で永眠いたしましたが、桜井淳所長は、TBSテレビ「NEWS23」に複数回生出演し、本番前の打ち合わせ等で、筑紫氏の厳しさややさしさに接する機会を持ち、いつか、本音で、この国の未来について対談したいと申し出ておりましたが、残念なことに、実現することなく、筑紫氏は、永眠されましたが、桜井所長が、一番印象的だったのは、1995年の「もんじゅ」事故の時に、桜井所長が「朝日新聞」にコメントしたわずか20行の内容に対し、筑紫氏が、「頭を後ろからぶん殴られるような心境だった、あなたは、わずか、20行で、月刊誌論文ひとつの内容を世の中に伝えたが、我々は、なぜ、そのような指摘事項に気付かなかったのか、恥ずかしい」と言っていたそうです(筑紫氏は、現代社会に対し、厳しさとやさしさで見つめ続け、本音で物が言える数少ない硬派の論者のひとりであり、桜井所長が、最も高く評価したジャーナリストでした)。