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愛犬の首輪が隣家に…

 犬を盗んで「補身湯(ポシンタン、犬肉の鍋)」にして食べた40代の男性が、犬の首輪のために御用となった。

 3日午前7時、キム某さん(57)=女性=は自分が経営するソウル九老区航洞の某食堂の庭で飼っていた時価30万ウォン(約3万6千円)相当の犬がいなくなっているのに気が付いた。犬を探して町中を歩き回ったキムさんは、この日午前11時、隣のソン某容疑者(44)=古物商=が住んでいるビニールハウスの出入り口前で見慣れた「ある物」を発見した。それはいなくなった犬の「首輪」だった。

 キムさんはソン容疑者を犬泥棒として警察に通報、ソン容疑者は8日午後6時、自宅で警察に逮捕された。ソウル九老警察署の関係者は「ソン容疑者は補身湯が好きで、その犬があまりにもおいしそうだったので盗んで食べてしまったと陳述した」とし、「犬の首輪のために捕まるとは思っていなかっただろう」と話した。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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