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「沖縄の恩人だった」 筑紫さん死去、県内関係者言葉失う2008年11月8日

 筑紫哲也さん死去の知らせを受け7日夜、親交のあった県内関係者は一様に大きなショックを受けた。沖縄問題を番組や記事で積極的に取り上げ、全国に伝えた筑紫さんの仕事ぶりをたたえ、死を惜しむ声が聞かれた。
 TBSのNEWS23のエンディングに使用された「黄金の花」を作曲した音楽プロデューサーの知名定男さんは、37年来の付き合い。「人間としてもジャーナリストとしても尊敬していた」と言葉を失った。「僕のことをやんちゃ坊主なんて言ってね。番組スタッフからも父親のように慕われ本当に懐の深い人だった。勇気を何度も頂いた」と別れを惜しんだ。
 元県知事の大田昌秀さんは「筑紫さんは米軍基地問題をはじめ沖縄に関する数々の取材を手掛けてきた。沖縄にとってかけがえのない恩人を失い、大きなショックを受けている」と話した。「たまたま昨晩(6日夜)筑紫さんがなじみにしていた県内の店で、周りの人たちとどうしてるかな」と話したばかりだったと言い、「残念で言葉にならない」と死を悼んだ。
 筑紫さんから度々、インタビューを受けた前県知事の稲嶺恵一さんは「沖縄のありとあらゆる問題に精通し、県民の気持ちをくみ取っていた姿勢が番組に流れていた。沖縄への思いを持っていた方だった。寂しさを禁じ得ない」と語った。


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