米軍に給油、現地はアレルギー 対テロ新法で参考人質疑参院外交防衛委員会は5日午後、インド洋での給油活動を継続する新テロ対策特別措置法改正案をめぐり、参考人質疑を行った。アフガニスタンで殺害された伊藤和也さんが所属していた非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の中村哲現地代表は「米軍に給油している事実に現地はアレルギー反応を起こしている」と指摘した。 中村氏は、飲料水確保と食料自給が治安回復につながると強調。アフガン本土への自衛隊派遣については「かえって治安が悪化する」と述べた。国際協力機構(JICA)の力石寿郎広報室長も自衛隊派遣について「武装勢力は『外国軍は全部出て行け』と警告しており、自衛隊は歓迎されない」と否定的見解を示した。
【共同通信】
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