秋篠宮紀子さまご懐妊
喜び広がるゆかりの有田川町(旧清水町)
訪問当時(平成元年)の写真でスマイル再現



旧清水町役場で歓迎の花束を受けられる紀子さま


 秋篠宮妃紀子さま(39)が、第3子を懐妊されたことが明らかになった。秋篠宮家としては第1女子眞子さま(14)、第2女子佳子さま(11)に続くお子さまとなる。ご実家の川嶋家の曾祖父の出身地・有田川町(旧清水町)では、ご結婚前の平成元年12月に紀子さまご本人をお迎えしているだけに、「元気なお子さまを!」と祝福の声が沸き上がっている。


 皇室の明るいニュースが列島を駆け巡った。平成2年1月12日に執り行われた納采の儀(ご婚約)の前年の12月、紀子さまを両親と共にお迎えした有田川町でも、テレビで「第3子ご懐妊」の速報がテロップで流れるや喜びの声にあふれた。
 秋篠宮ご夫妻は、平成2年6月29日にご結婚。3年10月23日に眞子さま、6年12月29日に佳子さまがお生まれになった。ご出産はことし9月末ごろとみられ、天皇、皇后両陛下にとっては、皇太子ご夫妻の第1女子の愛子さま(4)に続いて4人目の孫になる。
 紀子さまは現在、(財)結核予防会総裁、日本赤十字社名誉副総裁を務められている。秋篠宮さまとのご婚約内定後、平成元年12月18日に本県を訪れ、和歌山市内にある川嶋家の菩提寺に墓参。その後、川嶋家のルーツともいえる有田川町(旧清水町)の曾祖父出身の地を訪れ、旧清水町役場や高齢者生産活動センターなどを見学。紙すき作業する地元のお年寄りと気軽に話をされ、その日は曾祖父の生家に宿泊。翌日はJR藤並駅から普通電車で帰られた。


行く先々で歓迎の渦/紀州への家族旅行


 紀子さまは昭和41年9月11日、川嶋辰彦氏と和代さん夫妻の第1女子として静岡市で誕生された。お名前の紀子(きこ)は、辰彦氏の母親も紀子(いとこ)さんで、名付けた背景には、辰彦氏のルーツである紀州への思いが強く込められているという。
 川嶋家はもともと江戸時代から続いた和歌山市内の大庄屋。紀子さまの曾祖父の庄一郎氏は、有田川町(旧清水町)の松浦平吉氏の二男として生まれ、川嶋家の婿養子になった。東京外国語学校(現東京外大)ドイツ語学科を出て学習院教授・初等科長や佐賀、奈良の師範学校長、和歌山市視学などを務めた教育者。
 祖父・孝彦氏は東大を出て内務省入りし、内閣官房総務課長や内閣統計局長などを務めた。
 辰彦氏は東京都豊島区生まれ。東大経済学部卒業後、同大学大学院経済学研究科修士課程を修了。学習院大経済学部助教授を経て長らく同大学教授を務めている。



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