ガザ市(CNN) イスラエル軍は4日夜、ガザ地区中部でパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスと交戦した後、同地区南部を空爆した。イスラエル軍の関係筋が明らかにした。
パレスチナ側の消息筋によると、空爆はハンユニス東部であり、4人が死亡した。無人航空機とアパッチ武装ヘリコプターが目撃されたという。
また、空爆に先立つ戦闘は、ガザ地区中部ディルアルバラにある難民キャンプの東部にイスラエル軍が進攻して発生し、ハマスの戦闘員1人を含む5人が死亡、3人が負傷した。戦闘は数時間続いた。
イスラエル軍は、保安フェンスから数メートル伸びている通行可能なトンネルを発見したため、4日夜に小規模の軍事作戦を実施したと説明した。同軍は、トンネルがイスラエル兵の拉致を目的に、民家から掘られていたと主張している。