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PGAツアーのトッププロが、欧州PGAツアーに本格参戦の意向を表明
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2008年10月30日（木）
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PGAツアーのトッププロが続々と、欧州PGAツアーの2009年シーズンに本格参戦する意向を表明しています。
若手のアンソニー・キムとカミロ・ビジェガスは、PGAツアーと欧州PGAツアーの両方に参戦することを発表。その2人を始め3200ドルを払ってジョイント・メンバーシップを獲得した選手は、高額賞金を誇るレース・トゥ・ドバイの出場資格を手にします。
来週行なわれる2009年シーズンの開幕戦、「HSBCチャンピオンズ」のディフェンディング・チャンピオン、フィル・ミケルソンもシーズン12試合の最低出場試合数を満たし、本格参戦する意志を明らかにしました。
ミケルソンのコメントです。
｢長い間、不景気が続いているため、アメリカのゴルフ産業はビジネス拡大のために世界中に活路を見出してきた。私達プロゴルファーはそうした状況に対応するために、世界中でプレーしなければならない。他の国々には数多くのチャンスがあり、今後、さらなるゴルフ界の成長が期待されるからだ。｣
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シーズン最終戦、ボルボ・マスターズを迎えた欧州PGAツアー
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2008年10月30日（木）
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今週、スペインのバルデラマGCでは欧州PGAツアー、今シーズンの最終戦、「ボルボ・マスターズ」が行なわれます。今年限りの大会、そして賞金王タイトルの行方が注目されるトーナメントのプレビューです。
賞金王に輝く可能性が残されているのは4人の選手。現在トップのロバート・カールソンは今シーズン抜群の安定感を見せ、スウェーデン人として初の賞金王を狙っています。
ロバート・カールソン
「タイトル争いに絡んでいる選手はみんな、ワクワクしています。私はパドレグ・ハリントンを抑えて賞金王になっても今年メジャー2冠の彼に申し訳ないとは思いませんね。」
パドレグ・ハリントン
「今シーズン好調な選手が多く接戦が続いているだけに、賞金王になった人は、素晴らしい活躍を誇りに思えるでしょう。」
リー・ウエストウッド
「今シーズンまだ優勝がないとはい、シーズン最終戦まで賞金王レースに絡んでいるのは
安定した成績を残してきた証拠ですから満足です。」
今週、カールソンを抜いてタイトルを獲得するためにハリントンは2位タイ以内、ミゲル・アンヘル・ヒメネスとウエストウッドは優勝が条件となっています。
リー・ウエストウッド
「賞金王になるためには優勝するしかありませんから、勝利だけを狙います。」
パドレグ・ハリントン
「私のキャディーが順位を確認しても、私はリーダーボードを見ないつもりです。」
ロバート・カールソン
「とにかく人事を尽くして天命を待つ気分ですね。」
21回目を迎えた「ボルボ・マスターズ」は今年で最後。来週から始まる新しいシーズンでは、高額賞金のかかったレース・トゥ・ドバイが始まります。
リー・ウエストウッド
「“ボルボ・マスターズ”がなくなるとはいえ、ボルボは2009年もツアーを支援してくれます。そして、レース・トゥ・ドバイが待ちきれません。アラブ首長国連邦を始め中東での大会は、どれも素晴らしいですからね。最高のコンディションと超一流の設備を誇るコースでのプレーが楽しみです。」
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引退間近のアニカ・ソレンスタムについて
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2008年10月30日（木）
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女子の世界ランキングで3位へ後退したアニカ・ソレンスタムは、日本で行われたスキンズゲームで賞金総額41万ドルのうち、33万ドルを獲得し、優勝しました。この大会には、アニカのほか、宮里藍と上田桃子、そしてポーラ・クリーマーが参加。アニカのキャディは、「これぞアニカというプレーだった」と絶賛しています。
事実上の引退を表明したアニカが出場する次の試合は、上海郊外が舞台となる、欧州女子ツアーと「チャイナ・ゴルフ・アソシエーション」および、「アジア女子ツアー」の共同開催となります。
アニカは、先週ハイナン島で行われた大会で17位タイにつけ、「中国に来たのは、ゴルフの未来を象徴する中国を、今訪れるべきだと思ったから」と話していました。
引退間近のアニカにとって 残されたのは今週の大会を含め5試合。中国の後は、世界ナンバー1、ロレーナ・オチョアがホストのメキシコでの大会「ロレーナ・オチョア招待」に出場。そして翌週再び、LPGAツアーの最終戦、「ADT選手権」で新旧の女王の戦いが見られます。その後は、「レクサス・カップ」に出場。最後が、12月に開催となる「ドバイ・レディース・マスターズ」となっています。
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ゴルフ界の最新情報
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2008年10月30日（木）
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ゴルフチャンネルの情報通、ブライアン・ヒューイットに伝えてもらいました。
休養を余儀なくされているタイガー・ウッズが、早ければ2009年3月に世界ランキング・トップの座を明け渡すことになるかも知れないというニュースを先週お伝えしました。最新のランキングでは様々な動きが見られ、ナンバー1を目指してのレースは今後、さらに激しくなるでしょう。
まず、セルジオ・ガルシアは先週スペインで優勝し3位へ浮上。今週、「ボルボ・マスターズ」で勝てば、2位のフィル・ミケルソンを抜くことになります。
ミケルソンが今年あと出場するのは、中国とシンガポールで行なわれる大会のほかスキンズゲームだけ。あとは1月下旬までオフを取る予定です。
ミケルソンのスイング・コーチ、ブッチ・ハーモンは、6月の「全米オープン」を前に、デープ・ペルツがミケルソンに対してドライバーをあまり使わないようにアドバイスし、ミケルソンがその作戦に従ったことを快く思わず、｢馬鹿げた作戦だ｣と吐き捨てていました。
しかし、その後ハーモンはミケルソンと話し合い、わだかまりはなくなったことを認めています。
世界ランキング4位のビージェイ・シンは依然、前腕の腱炎が完治していません。代理人、クラーク・ジョーンズの話によると、ビージェイは12月、「ファーザー・サン・チャレンジ」とタイガーがホストの大会に出た後、1月のハワイ2連戦に臨むとのことです。
一方、セルジオ・ガルシアは2009年1月の「メルセデス・ベンツ選手権」を欠場しますが、欧州PGAツアーでは来週の「HSBCチャンピオンズ」、2009年1月、アブダビ、カタール、ドバイでの中東3連戦に出場。そして、2月からPGAツアーに参戦の予定です。
クラーク・ジョーンズは、｢ビージェイとガルシアはタイガーの復帰を心待ちにしているが、二人共世界ナンバー1の座を目指すために、特にスケジュールを変えてはいない｣と話しています。
また、フィル・ミケルソンの代理人は、｢世界ランキングの仕組みは理解できないし、理解しようとも思わない｣と言っていました。
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ジョン・デイリーが再びトラブルを巻き起こしたニュース
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2008年10月30日（木）
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メジャー2勝を誇るデイリーの人生は、又しても脱線してしまいました。
ジョン・デイリーは、先週の土曜日の夜、サウスカロライナ州ウィンストン・セーラムの留置場で過ごしました。地元のパブ、フーターズで泥酔していたデイリーが、一時意識を失ったと連絡をうけた救急隊員が午前一時に到着。デイリーが病院にいくのを拒否したため、警察に通報。かけつけた警察官は酒の匂いをぷんぷんさせていたデイリーが会話を拒否したため、酔いが醒めるまで保護するという法律によって収監したと伝えています。
ゴルフチャンネルは、ジョン・デイリーに今日の午後、連絡しましたが、デイリーは、「罪を犯して逮捕されたわけではない」と語るにとどまりました。今シーズンのデイリーは、PGAツアーで56000ドルしか稼いでいません。
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