茨城・水戸市主婦殺害事件 横に寝ている状態を強い力で首を絞め殺害か
茨城・水戸市の主婦殺害事件で、遺体の首には絞められたあとがあったほか、顔には擦り傷が残されていた。
この事件は17日夜、水戸市笠原町で、主婦の佐藤典子さん(49)が1階の玄関付近で死亡していたもの。
典子さんの死因は、首を絞められたことによる窒息死で、顔には殴られたようなあとがあった。
また下半身は裸だったが、引きずられたあとや、争った痕跡はなかったという。
遺体は、玄関の奥で見つかっていて、玄関以外は鍵がかかっていて、室内に足跡がなかったことから、玄関付近で殺害された可能性が高いとみられている。
捜査本部によると、典子さんは横に寝ている状態で、強い力で首を絞められたという。
また典子さんは普段、外出の際、スカートの着用が多かったといい、そばからズボンが発見されていることから、在宅しているところを襲われたとみられている。
典子さんは、ボランティア活動を行っていた。
夫は茨城・つくば市に単身赴任、大学生の娘も東京にいたため、水戸市の自宅には1人で住んでいたという。
典子さんの夫の父親は「(夫がつくば市に行ったのは?)つくば市に行ったのは2〜3年前。その間はずっと1人、子どもとも一緒にいたけどね。(変な電話や不安がるような様子は?)そんなことは全然なかったね」と語った。
典子さんを知る人は「(今まで事件とかは?)近所で空き巣に入られたという話は何回か聞いたことがある。5〜6年前の話だけど」と語った。
夫が典子さんを発見したのは、17日午後8時半ごろで、司法解剖の結果、死亡時刻は15日か16日ということがわかった。
15日、典子さんは普段と変わらない様子だったという。
16日朝は、娘と携帯電話のメールでやりとりしていたという。
しかし、17日午前10時すぎに生協の配達があった時は、応答がなかったため、荷物を玄関に置いて帰ったという。
水戸警察署はフリーダイヤルを設置し、情報提供を求めている。
情報提供は、水戸警察署(0120-742-110)まで。
(10/20 17:16)