同建設局の赤澤有二次長は「開業直前の点検で補修工事をしているし、その後のJR九州による点検でも新たな剥離は見つかっていないので、安全性に問題はないと思う。今後、麻生から詳しい話を聞いたうえで対応を検討したい」と話した。
九州新幹線を運行するJR九州の石原進社長は23日夕、「突然聞いて驚いている。安全にかかわる問題であり、至急調べて、事実なら対策をとらなければいけない」と話した。石原社長は「構造物にすぐに影響はないとは思う」としつつ「鉄道・運輸機構と直ちに話をしなければいけない」と事態を深刻に受け止めている様子だった。