【エルサレム前田英司】パレスチナ自治区のヨルダン川西岸で26日、サッカーのパレスチナ代表対ヨルダン代表の親善試合があった。パレスチナがホームゲームとなる国際試合を自治区で主催するのは初めて。1-1で引き分けたが、詰め掛けたファンは「歴史的」な試合に沸いた。
パレスチナのサッカー協会は98年、国際サッカー連盟(FIFA)に加盟。しかし、治安上の懸念からこれまで自治区での試合開催を認められず、パレスチナ代表は全試合を湾岸諸国などの海外でこなしてきた。
初の「ホームゲーム」は、西岸アルラムに整備された約6500人収容の新スタジアムで実現。AFP通信によると、FIFAのブラッター会長も観戦し「サッカーは希望を持たらすことができる」と述べた。
毎日新聞 2008年10月27日 10時17分
10月27日 | パレスチナ:初のサッカー国際試合開催 |
10月24日 | パレスチナ:イスラエルとの和平「年内困難」--PLO交渉局長 |