くいだおれ太郎
閉店した大阪・道頓堀の飲食店「くいだおれ」の看板人形「くいだおれ太郎」が再び道頓堀に立つことが決まった。くいだおれ取締役、柿木央久(てるひさ)さん(41)によると、太郎が立つのは旧店舗の3軒隣にある商業ビル「セラヴィスクエア中座」(中座ビル)の前。来年の同ビルのリニューアルにあわせて、ビル側に長期レンタルされる形で復帰する。
くいだおれと同ビルの所有会社側が、くいだおれの屋号と太郎を同ビルで使うことに合意。同ビルで飲食店「くいだおれ」の再開を目指す話も持ち上がっているという。
くいだおれは、経営難から7月に閉店。太郎を「タレント」としてイベントなどに有料で貸し出すことは決まったが、「定住先」は未定だった。「道頓堀に残してほしい」という地元の声が根強く、経営陣は「道頓堀の街のにぎわいに一役買いたい」と応えたという。