阪神の新監督に就任し、記者会見で握手する真弓明信氏(中央)。左は坂井信也オーナー、右は南信男社長=27日午後、大阪市北区、飯塚晋一撮影
プロ野球の阪神は27日、来季の監督に球団OBでプロ野球解説者の真弓明信氏(55)が就任すると発表した。契約期間は2年で、29日の秋季練習からチームに合流する。背番号は、プロ入り時の「2」と引退時の「7」を合わせた「72」に決まった。
大阪市内のホテルで開かれた記者会見で、真弓新監督は「優勝を勝ち取るとはっきりいえるチーム」と力強く語った。
今季の阪神はシーズン中盤まで首位を独走しながら、終盤に失速して巨人に逆転優勝を許した。その責任をとって岡田彰布監督(50)が辞任し、真弓監督がバトンを引き継いだ。球団としては第31代監督となる。