鳩山由紀夫メールマガジン312号
━━☆はあとめーる☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
衆議院議員 民主党幹事長 鳩山由紀夫メールマガジン
２００７年第３３号（通算第３１２号） ２００７／９／７
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◇◆【 鳩山由紀夫のメッセージ 】◆◇◆○◆◇◆○◆◇◆○◆◇◆○◆◇◆
みなさん、こんにちは。
この一週間の間にも遠藤農水大臣が辞任し、鴨下環境大臣にも単なる記載ミス
では済まされない借入金の問題が生じていますが、こんな話は鬱陶しいので、今
日は、既に一部の新聞には冷やかし半分の気分で載っていたと思いますが、今度
の内閣改造で法務大臣となりました弟の邦夫との間で、「鳩山友愛塾」を開講す
ることになりましたニュースをお伝えします。もし、ご関心のある方は、年齢、
職業、性別を問いませんので、ご連絡を賜れば幸いです。
事の発端は民主党が参院選に勝利したことです。その2日後に弟から「忙しい
でしょうから」との前置きで手紙が届いたのです。その手紙には、「民主党の勝
利おめでとう。しかし、政権交代はそんなに容易ではないでしょう。民主党がこ
れから政局一辺倒で行くのか、それとも政策重視でいくのか注目しています。も
し、政策で行くのならば、兄弟の血は濃いと思うので協力もいたしましょう」と
言う趣旨のことが書かれていました。
それで私も手紙で返信をしました。「有難う。政局ばかり追っていては必ず民
意は離れます。政治とは生活であるとの当たり前の考え方が受けたのも、如何に
政治が生活から離れたものになってしまっているかの証左でしょう。民主党の将
来は民意を如何に政策にしていくことが出来るかにかかっています。ですから、
私としては、国民のために役に立てることなら、兄弟で大いに協力したいと思い
ます」と書き出し、「具体的には祖父一郎の提唱した友愛精神を今こそ広めるこ
とが大事と思うので、お互いに若くもなくなったし、若き有為な人材を育てるた
めに『友愛塾』でも開きませんか」と提案しました。
その提案は弟の心にも届いたようでした。そして、9月4日に、鳩山会館の館
長も兼ねて頂いている川手正一郎氏に仲介の労をとっていただき、姉の井上和子
を加えて弟と友愛塾の相談をしました。その結果、来年の4月開塾を目標に、鳩
山友愛塾を開くことを決めたのです。鳩山友愛塾の目的は、クーデンホフ・カレ
ルギー伯が提唱し、鳩山一郎がかつて日本において広めた友愛の理念を現代の日
本に当て嵌めながら、社会や国家、そして世界に役立つ人材を育成することで
す。けっして、政治家養成塾にするつもりはなく、理念を大切に、様々な世界で
活躍する人材を求めたいと考えています。
塾長には姉の和子が就任する予定です。姉はおっとりタイプの女性で、専業主
婦ですが、息子は近くノーベル物理学賞をとるのではないかと、お世辞ではなく
期待されている俊才で、その母ですので3人兄弟の中で最も聡明ですから、塾長
には適任を思います。弟と私は政治的に中立な塾にしたいので、共に塾長代理と
なる予定にしています。塾の運営に関しては、運営委員会を作ってそこで決定し
ますが、運営委員は私が理事長を務めています友愛青年協会の推薦によりたいと
考えています。
したがって具体的な中身はこれから詰めていくことになりますが、塾は月に二
度くらいが適当と考え、私ども兄弟は年に4回ずつは講義を行ないたいと思って
います。塾は母が所有しています音羽の鳩山会館を使用することになると思いま
すので、塾生の規模は20名程度が適当ではないかと考えます。塾生には単に講師
の話を聞くのみでなく、何らか自発的な研究も行なわせることや、講師陣との懇
親、懇談も時には必要でしょう。
友愛塾と聞いて、スワ一大事、大連立の先触れかなどと勘違い甚だしい憶測記
事も読みましたが、そんな小さな政局スケールの話ではありません。どうか、無
駄なご心配はなさらぬようお願いします。
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○●【 それはさておき、ひそヒショ話 】○●○●○●○●○●○●○●○●
久しぶりの休みを使って初めて北京・西安・上海を旅してきました。
紀元前２０００年以上も前からの歴史や世界遺産に直接触れ、また同時に、新し
い国造り真っ最中のエネルギーを目の当たりにして、１３億の民を擁する大国の
息吹を強く感じました。道中、浅田次郎氏の「蒼穹の昴」をわくわくしながら読
破することもできました。歴史好きの妻にも喜ばれ、暫くは芳賀家安泰です。
お休みを頂いた代議士に改めて“謝謝！”（Ｄ）
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