バグダッド(CNN) イラク北部モスル近郊のカズラジで12日夜、キリスト教徒のビジネスマン武装勢力に銃撃されて死亡し、おいが負傷した。警察当局が13日明らかにした。
ビジネスマンとおいは自宅付近に立っていたところを、車で通りかかった武装勢力に銃撃された。
モスルではここ2週間で、キリスト教徒13人がイスラム過激派に殺害された。過激派はイスラム教に改宗しない場合は命を奪うとキリスト教徒を脅しており、少なくとも900世帯のキリスト教徒が避難を余儀なくされている。
タラバニ大統領とマリキ首相はこうした事態を厳しく非難。オベイディ国防相はキリスト教徒居住地区に検問所を増設し、パトロールや空からの監視を強化するよう指示した。