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道頓堀極楽商店街、来年3月で閉店へ オープンわずか4年 (1/2ページ)
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大阪・ミナミのフードテーマパーク「道頓堀極楽商店街」(大阪市中央区)が、運営会社の経営難を理由に来年3月末で閉鎖することが20日、関係者の話で分かった。たこ焼きや串カツなどの有名店を集め、道頓堀の旧浪花座跡という超一等地に鳴り物入りでオープンしてから、わずか4年余り。道頓堀では7月にも飲食店「大阪名物くいだおれ」が閉店しており、一層の空洞化を懸念する声も上がっている。
道頓堀極楽商店街は、道頓堀の娯楽複合ビル「サミー戎プラザ」の5〜7階に入居。大正末から昭和初期の大阪の街並みを忠実に再現し、地元の有名お好み焼き店やくしカツ店、立ち飲み屋など約40店舗が軒を連ねる「食」のテーマパークとして、平成16年7月にオープンした。
関係者によると、同ビルの入場者は開業から半年で200万人を突破。しかし、客足はその後減少し、19年は年間201万人と初年の半分以下に落ち込んだ。一部のテナントは既に撤退しているという。