カップラーメン食べ嘔吐、防虫剤検出
神奈川県で、お年寄りの女性が食べたカップラーメンから、防虫剤のパラジクロロベンゼンが検出されたことが分かりました。嘔吐(おうと)や舌のしびれなどの症状があったということで、警察が詳しく原因を調べています。
藤沢市の保健所によりますと、今月20日、市内に住む67歳の女性が日清食品のカップラーメン「カップヌードル」を食べた5分後に嘔吐し、さらに、およそ20分後に舌のしびれなどを訴えました。
保健所が調べたところ、薬品のにおいがあり、検査の結果、防虫剤のパラジクロロベンゼンが検出されました。
女性は入院はせず、症状は回復しているということです。
カップヌードルは、市内のスーパーで購入したもので、外見の検査では、穴などの異常は認められなかったということです。
警察も保健所からの連絡を受け、詳しく調べています。(23日17:07)