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ロシアなど3カ国、ガス版OPECへ検討委 共同事業探る

 【ドバイ=松尾博文】ロシア、イラン、カタールの3カ国は21日、天然ガスの生産・開発や販売などの共同事業を検討する合同委員会の設置で合意した。天然ガス埋蔵量の上位3カ国が連携を確認したことで、石油輸出国機構(OPEC)型の国際カルテル組織創設が一段と現実味を増してきた。

 イランのノザリ石油相とカタールのアティーヤ副首相、ロシア国営の天然ガス独占企業ガスプロムのミレル社長が同日テヘランで会談して決めた。ノザリ石油相は会談後の記者会見で「3カ国はガス版OPECの創設で一致している」と発言。ミレル社長は「今回結成したガスのトロイカ体制は緊密に接触していく」と述べた。(16:00)

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