2008年10月22日 (水) 13:50 MAJOR.JP
【セントピーターズバーグ21日=Barry M. Bloom / MLB.com】ポストシーズンに入ってから3勝0敗、防御率1・23、ナ・リーグ優勝決定シリーズではMVPにも輝いたフィラデルフィア・フィリーズの若きエース左腕コール・ハメルズ投手。翌日のワールドシリーズ第1戦では、同じ24歳のタンパベイ・レイズの左腕スコット・カズミアー投手と投げ合うことになった。
2人はともに2002年のドラフト1巡目で指名されてプロ入りした、いわば同期生。カズミアーはニューヨーク・メッツからレイズへのトレードを経験したが、メジャーに昇格してからは同じような成績を残して成功を手にしてきた。
「僕らは高校時代からいつも比較されてきたんだ。だから性格まではわからないけど、どういう投手から走っているし、尊敬の念も抱いている」とカズミアーについて語るハメルズ。「彼は素晴らしいピッチャーだよ。特に闘争心については、最高の一人だと思うね」
そして明日、ハメルズとカズミアーは、2人がワールドシリーズという最高のステージで対決する。「もし10年や15年もプレーしてワールドシリーズに出られなかったら、この舞台は重荷になるか、よりエキサイティングになるかだろう。でも自分の場合は、メジャーデビューからの3年でプレーオフに2回、ワールドシリーズにも1回、出ることになった。それが僕にとっては当たり前のことで、望んできたことでもあるんだ。でも、その大舞台に出て自分の仕事をやらないとまだ話にならないね」
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