動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

デモについて



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10月19日(日)に周辺の反対既成同盟による反対抗議デモが行われました。
私たちスタッフは通常通りにワンたちのお世話をしていました。
前日に管轄警察署よりデモが行われるが関知しないように、また前回のように反応しないようにと忠告がありました。
確かに前回の反対行為は業務を妨害したり罵声を浴びせたり、私たちを過剰に刺激し挑発させようとしていました。
そのことでお互いに告訴事件に発展しました。
幸い、お互いに不起訴処分となりましたが、もうこういう事は起こしたくもありません。

そう意味で今回のデモ行為では接触を避け、反対行動が通り過ぎるのを待ちました。



噂のみ憶測のみで誹謗中傷され、近隣地域からも環境破壊が起きているかのように噂されています。
保護シェルターを開設してこの地に1年以上、過ごしてきました。
この1年間、近隣からは何一つ、行政に苦情は出ていないし心配された水質の汚染や鳴き声による騒音被害、被毛による被害もありませんでした。
1年前の地元民に対しての説明会においても一番の不安材料であった水質汚染ですが、検査結果も問題も無く過ごせたのでした。
何よりです。

しかし、またもや反対派によるデモ行進がありました。
地元選出の政治家の応援もあったそうですが、この政治家たちも憶測のみで噂を信じて参加されています。
何一つ、事実を確認せず、選挙民へのアピールでしかないのです。
ある県議のブログでは裁判事があるからとコメント(全国で数々の問題や裁判になっているだけあって筋金入りだと感心した次第です。)されていましたが、裁判では結果が出たならクロですが訴訟を起こされたら欠席裁判では敗訴します。だから受けて立っているのですが、出る杭は打たれるの例えのように叩かれたら全てクロのように発言されています。
公平な立場の公人で政治を司る人とは思えない県議発言には正直、失笑してしまいました。
まだ若い。言葉を選ばれて発言されたほうがいいでしょう。

地元民と市長による公道占拠にて不法行為が行われて1年。
出来る限りの説明と出来る限りの改善策を実施してきました。
行政も協力を約束してくれて地元民との交渉を辛抱強く行ってくださいました。
職員さんは一生懸命に努力していただきました。
だが市職員さんの努力も徒労に終わるのか実を結ぶのか、大事な時期に来ています。


高島市職員さんの社長である市長さんが反対派によるデモ集会に参加されたそうですが、この1年間にわたる職員さんの努力が無になるか活きるのかの瀬戸際です。
職員さんは賢明に弁明されていました。
市長の意向を胸に持ち、団体に伝え、地元民との融合を求めて努力してきました、と。

市長は、デモ集会にて挨拶したのは「他人を誹謗中傷はしないでください。」と言い、決してデモ行為を認めていたのではないです。とも。
私は市長とは面識もありませんしどのような挨拶をされたのかも知りません。
だが、反対抗議デモの集会に挨拶に立たれた事は、事実です。
参加された意図は判りませんが、職員さんからのお話から、1年前の市長ではないと信じております。
公平な立場の首長の判断を期待しております。

私は、この1年間、私なりに出来る範囲で地元の方々に理解を求めるために努力をしてきました。
法律を遵守し行政の指導にも応えてきました。
今まで間違った行動など起こしていません。
動物愛護とは人有りきの活動だと認識しているから人に迷惑を掛けてまでしてはいけないと思っています。
ただの犬好きになってはいけないとも思っております。

ただただ、不幸な環境下にいる犬たちを救っているだけなのです。

今回のデモ行為での抗議文の受け取りを事実上、拒否しました。
反対派の代表が勝手にポストに入れたらしいですが、見てもおりません。
何故なら、抗議を受ける筋合いがないから受け取る必要もなかったからです。
抗議の目的が、「即刻出て行け」とか「犬を道具にするな」とか「住民の了解も無く犬を施設に入れた」とか、まったくもって意味不明の抗議だからでした。
何故、私が自分の所有地から退去しなければならないのでしょうか?
何故、死ぬ運命にあった犬を助けているのに、道具なのでしょうか?
何故、住民の了解をもらわなければ保護活動ができないのでしょうか?

すべて、理解が出来ない理由です。

私は、この度の反対行動に対して決意を新たにし、宣言します。

今後は、この地域にて未来永劫に保護犬を救済し続ける事を。!!
そして出来うる限りの不幸な犬たちを無制限に保護収容する事を。!!
そして、地元反対派には今後一切、理解を求めることも、無い事を。!!

変わらず、粛々と活動を継続していきます。
前にも増して強くなりました。

今回の譲渡会(10/25)&同窓会には多くの里親希望者や支援者様が集まります。
今日10/21現在で101頭のエントリーに対し、45頭のリクエストが着ております。
当日、もっと増えてくれる事に期待しましょう。

愛知支部にて101頭のワンたちと40人のスタッフが笑顔でお迎えいたします。
楽しい一日をワンたちと過ごしましょう。
お待ちしております。


ご協力をお願い致します。
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写真展、再開。



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10月18日(土)に猫の保護団体が譲渡会&写真展を愛知支部、We's(ウィズ) ドッグカフェ&ランにて行う。
犬も猫も同じ命です。
私たちアーク・エンジェルズは犬を主にレスキューしていますが犬よりも猫の殺処分数は多いのです。
また犬には保護管理するための法律がありますが、猫の場合は明確に規制する法律がありません。
同様にする事が望まれています。

その猫たちの命を救う活動をしている団体が「Cat paw club」です。
譲渡会の開催場所を求めて「アーク・エンジェルズ愛知支部」を選ばれたのでした。
心無い反対派が存在して誹謗中傷を続ける最中での選択でした。

譲渡会の開催要請を受けた愛知支部長は私にどうしたものか、と相談がありました。
結果、同じ命を救う活動をしていらっしゃるのだから開催はお受けすれば。
但し反対派が妨害したりしてご迷惑をお掛けする事が発生するかもしれない事を事前にお話してください。と言いました。
それをも了解して頂き、開催が決定いたしました。

昨日、「Cat paw club」の代表たちお二人がご挨拶に滋賀シェルターにお見えになりました。
色んなお話と共に某写真家による写真展が突然、キャンセルになったこと、そしてその事実を受けて私がこの「ずばり一言」にて記事を掲載して反対派より批判を浴びた事など。
3時間ほどお話をして理解をして頂きました。
写真展については写真家側の理由もあって開催を中止されたそうですが、それについては写真家とプロダクション側、主催者側との意思疎通に問題ががあったらしく、結果はキャンセルになったという。
私は、まだ会った事もない某写真家を知りません。
また彼を非難するつもりもないし、猫の保護活動に対する想いも聞いてはおりません。
反対派による妨害や誹謗により写真展を降板するのは如何なものか、と問いたいため、そして心無い反対派に対して記事を掲載しました。
それは、それだけ命に関わる活動をしているのであれば、多少の妨害に臆することなく開催を予定通りにしてほしかった。
ただ、それだけの思いです。

私を支持してくれている人の中に「またたび獣医師団」の主宰者、佐上邦久という人物がいます。
彼は私のブログを読み、朝の8時前に電話をくれて妨害されてキャンセルになった写真展を予定通りに開催したらどうか、幸い関東にて「「世界の地域猫写真展」が終わったところなので素材は提供できる、との有難いお申し出がありました。

これを受けて愛知支部長に相談しました。
あくまで主宰者は「Cat paw club」ですから主宰者のご理解とご了承を頂かないと出来ないことなので、後日、会う事になっているからそのときにお話しましょう。と言う事になった。
そして12日の午後3時にお会いし、会話の中で写真展の再開催について話し合い、「もし佐上様のご協力が頂けるのであれば是非ともお願いしたい」と言われ、快く再開催が決定しました。
みんなの目的は、「小さな猫の命を救う」。
そして「こんなにも世の中には不幸な猫たちがいるのだ」、そして「出来る人が出来るだけの活動をして命を救おう」との願いを込めての啓発活動である。
佐上氏にはピンチヒッターで申し訳ないがお願いする事になりました。

彼曰く、ピンチヒッターであろうが4番打者であろうが順番や後先など問題ではない。

如何に多くの人たちに猫の実情と地域猫の事情を知って頂くことが、問題である。と。

きっぱりと仰っていただき、溜飲が下がったものでした。

どのような活動であろうとも、どのような啓発であろうとも、批判や非難はつきものである。
賛成もあれば反対も存在する。
人の個々の考え方まで支配は出来ない。
想いはさまざまです。

だが、想いは様々であっても、慈善を行う者の信念は決して変わらず、不変である。
たとい妨害が起きようとも、風が吹こうとも嵐が吹こうとも、だ!!

一言、付け加えるが、某写真家については面識もない方なのでコメントを差し控えるが、彼なりに保護活動をされていると聞くので、
今後も多くの方々へ、写真を通じての啓発活動を頑張って頂きたい。
今回、プロダクションの意向もあったとも伺え、残念な結果となってしまったが、次回の写真展は成功してほしいものだ。
また一度、お会いしてみたいとも思う。
会う機会があれば猫だけではなく犬の写真も撮影してほしいと、お願いしてみよう。


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愚かな。



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今、私たちの活動に反対を唱えている人たちがいます。
その方たちは動物、或いは命がある生き物にに対して私たちが地球上に生きて他の生物と共存している事を考えていない方たちなのでしょうか。

各々個人の考え方なのでそれ以上の追求はしませんが、人だけが生きているわけではありません。
宗教じみた言い方になるかも知れませんが、神により生かされていると思っています。

その中で動物たちを人間の身勝手で不幸に陥っている犬たちを救う活動を否定しているのは如何なものか。
動物愛護は人ありきの行動と思っていますが、彼等にも生きる権利があります。
それを人間社会だからといって、否定するのは人間の独善的な考え方だとも思っています。

だから同じ人として彼等に対して謝罪と償う努力を惜しまず行っている訳ですが、
それをも反対している考え方には、到底賛同できません。

反対するのであれば、それなりの動機と釈明が必要だと思います。
ただ、反対という意思表明だけでは、一般人には通用しないと思います。
反対する方にはそれなりの理由はお有りと思いますが、現世では人間だけが住む世界ではないと考えます。
動植物も同じ命を持って生きています。

犬に例えればたった十数年しか生きられない動物。
それを人間の身勝手で排他的に邪魔になるからと殺処分してしまう法律。
これは、単純に間違っていると思っています。
「猿の惑星」ではないですが、立場が逆であれば、そうはしておれないでしょう。

そうは思いませんか???

私たちは、単純に殺される運命にある子達を救っているだけです。
その行為をどうして妨害したり邪魔するのでしょうか?

今回、愛知支部にて猫の譲渡会、写真展を開催する予定でした。が、心無い人たちの妨害によって写真展はキャンセルする事となりましました。
過激な反対派の攻撃に遭い、カメラマンのプロダクションが閉鎖を決めたそうです。
主催者は戸惑っていました。
写真展を開催するカメラマンのプロダクションも不甲斐ないといえばそれまでですが、誹謗中傷の外圧に負けるくらいなら保護猫のアピールなど、今後しないほうがよいとさえ思ってしまいます。
その程度の気持ちで保護猫、或いは地域猫の救済を考えるのであれば、思慮不足な浅はかな考えだと思います。
猫の命を大切だと思う気持ちがあっての写真展であれば、多少の反対派の動きくらいで、怯むな。と、言いたい!!
その程度の気持ちで写真展など、開くな。!!とも、ね。

厳しい言い方かもしれないが、何かをしようと思うときには、必ずと言っていいほど、反対があるものだ。
カメラマンにとってもプロダクションにとっても死活問題なのかもしれないが、生を描写する写真家にとってはもっと大切な感性があっても良いのではないかとも思う。
素直に生に対する感性があるのであれば、邪な反対の攻撃ごときで臆する事はないと、進言する。
それで写真展を断念するくらいなら、今後は生に対しての説得力も、生まれる事はないだろう。
写真家の志としては、失格だろうし今後も支援者の声援は得られないだろう。
もっと真剣に取り組んでもらいたい。

そして、動物たちを救う愛護活動家等に対して反対を唱える人たちにも一言、言おう。
いつまでも愚考を継続する反対姿勢には、多くの生き物に愛を持つ人たちには、永遠の決別となろう。
いつまでも愚かな行動を、とるがいい。
人として、恥ずべき独善的なエゴイスト。自分本位の考えであることを、再認識しなさい。

こうして今回、写真家の協力を無残にも撤退させた攻撃。
許せない、恥ずべき行為である事を、良心があるならば反省しなさい。

だが、ただし、私も含めて今回の主催者とアーク・エンジェルズの仲間たちは、今以上に結束を強くして力強く行動する事になるだろう。

人として、恥ずべきことは己の心の弱さのみ!!
アーク・エンジェルズ愛知支部の譲渡会は、多くの支援者、心ある人たちによって必ずや成功するでしょう。

忠告する!! 悪の栄えた試しは、ない!!
この程度の妨害くらいでは、私は死なない。



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遠方レスキュー



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遠方レスキューに着手して4日後、所有者と交渉し全頭51頭、保護いたしました。
劣悪な飼育環境下で生きていたが身体は皮膚病に侵され爪ものび放題、散歩にも出られず飼い殺し状態でした。
こういったブリーダーは全国に山ほどいます。
今回、数人の通報者からの情報を元に地元動物管理センターと連絡を取り合い、即日、現場へ出向き調査をして頂き、現況結果を知らせてくれました。
オーナーが病床におり、飼育を任せた人物が世話もせず放置していた。
今後、犬たちの世話が困難になり今月末に処分されるところであった。

通報があったのが9月10日。
11日、スタッフと協議する。全頭、助ける事で合意。
12日、動物管理センターが現地調査した。即日、ブリーダーと電話にて事実確認。
13日、動物管理センターより頭数のチェックリストをFAXにてもらう。
14日、滋賀より現地(福岡市)へ出向く。4時間半、ブリーダーと交渉の末、全頭の放棄同意書を交わす。
15日、無人の現場よりアライ熊2頭盗まれ、ブリーダーが一転して引渡し拒否の対応。
引上げ予定を早めて再度、現地へ出向き明日早朝の引上げ準備のため宿泊(3人)。搬送班2人は夜に滋賀を出発、翌朝到着。
16日、搬送班2人、朝7時に到着。スタッフ5名、現地3名にて朝8時より全頭保護して滋賀へ搬送。夜8時、滋賀シェルターに搬入した。(一部、日付に誤記があり訂正しました)

通報があってから約1週間にてスムーズに保護が完了したのは、今までのレスキュー経験がなせる業であったと思います。
また今回、スタッフたちの寝食忘れた保護活動の成果でもありました。
当初の予定を早めてのレスキューは妨害するブリーダー仲間等の抵抗を排除するためでした。
「助けよう、絶対に助けるぞ」という強い思いと意気込みがこの良い結果を産んだのだと思います。
素晴らしい仲間たちが集まってこの子たちの命を助けました。
チームプレイが素晴らしかった彼等スタッフを褒めてあげてください。

そして今後は多くの後方支援者の方々のご支援が必要です。
病気に罹っている子、衰弱している子、失明している子、乳腺腫、子宮蓄膿症の子などがいますが、今ままでもそうでしたが絶対に健康を快復させて新しい家族の元へと送り出します。応援して下さい。

助けられた子たちは、今、シャンプーをしてもらいシェルターの犬舎でスヤスヤと眠っています。
衛生的な犬舎で毎日、餌とお水が与えられています。
現場では糞尿まみれのケージやサークルの中に居ましたが、これからは1個ずつのケージで綺麗なシーツを敷いてもらい、冷暖房完備の部屋での快適な生活となります。
そして徐々にケアを行います。

一日目は少し鳴いていましたが、今はぐっすりと休んでいます。
天国と地獄ほどの環境の変化で戸惑いもあったでしょうが、今ぐっすりと眠る姿は安堵の表れでしょう。

急なレスキューでしたが「絶対に助ける」という強い信念が全頭保護という成功に結びつけたと思います。

経過はHPや日誌などでお知らせさせていただきます。



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夏休みの参加



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もうそろそろ、夏休みも終わりに近づく。
シェルターも日中は暑いが、爽やかな秋風がくる。
空も秋の様相だ。
夜は一転して寒くなった。

稲の刈入れも始まり農家の方も忙しくなってきたようだ。
刈入れの様子を見学しながら農家の方と談笑していたのだが、個人農家以外では農協が管理受託している田畑はすべて田植えから刈入れまで行うそうで、実際は農家の方がほとんど作業をしないらしい。
昔は手作業で栽培しているときは忙しくて猫の手も借りたいほどだったが、耕運機や刈入れ機が人の手の代わりになってからは収穫も管理も随分と様変わりしたようである。収穫が終わり新米の出荷が1週間後くらいには行われるそうである。
初荷の幟などが張られマスコミも取材に着たりと、豊作のスタートを祝うそうである。

農家の方が言っておられたが、この地域の米は美味いから是非、食べてみて下さい。と。

新米は14,5%の水分を保って管理するので、ご飯を炊くときは、水は控えめに、というアドバイスも頂いた。
「おなごしは良く知っているよ。」とも言っていた。

初めてこの地に着て小さな農園を作り、色んな果物や野菜を栽培してみたが、土が肥えているのだろう。
素人なのにすべてがうまく収穫でき、美味しくいただいたものでした。

この夏休み、お盆の間、たくさんの方が休みを利用してシェルターの活動に参加してくれました。
東京、茨城、静岡、名古屋、石川、福井、京都、滋賀、大阪、神戸、山口県などから車や新幹線を利用しての参加でした。
参加して頂いた方々は一様に、声を揃えて言われることがある。
「いつもこんなに綺麗にしているのですね。これが毎日だから大変な作業ですね。」
「ここにいるワンたちは幸せだね。」と。

そう言ってもらえるのが嬉しい。

そして帰るときには「また時間を作って来ますね」と笑顔でお帰りになる。
皆さん、朝から汗びっしょりになって作業をしてくれていました。
ワンの糞尿がシャツに付いても笑顔です。

こうして皆さんがお世話をすることで保護犬たちが衛生的に清潔になり健康を回復して元気になり巣立っていきます。
小さな子供さんから老夫婦までが一生懸命に犬のお世話をしています。
お世話をすることによって命の大切さを犬たちから学んでいるのです。
お世話をすることは綺麗なことばかりではありません。
清掃をして汚れたりシャンプーをして汗をかいたり、散歩をしたりと一日中、ワンと接します。


ワンたちも優しく接してくれる人を歓迎し全身で喜びを表現します。
人もワンからいっぱいの癒しをもらいます。

人と動物との共生の場でもあるのです。
こんなに素晴らしい関係が、ちょっとした優しい気持ちを持つだけで出来る事なのです。

家族同様に暮らしていくのですから当然のようにお互いが幸せになっていきます。

保護されたワンたちは家庭の愛情に飢えています。
人間から優しくされたことなどありません。
生まれた場所が違うだけで天と地ほどの差がでて犬生が変わってしまうのですが、保護されてからでも遅くはないのです。
これから先が幸せになれば良いのです。
私たちは、そう思って日々の活動を継続しています。

だから毎日の作業を辛いと思った事など一度もないし、
汗掻いて腰痛を起こしてもこの子たちに比べたら、苦労や疲れなどほんの些細なことなのです。

ボランティア参加してくれた若者二人、遠く山口県から来た20歳の青年たち。
作業の指示を聞いて黙々と笑顔でお世話をしてくれました。
作業の間に目の見えないワンを優しく撫でていました。作業が終わってもワンを抱いたりしています。
施設には日帰りだったのですが夕方、帰るときにポケットから帰りの電車賃があれば充分なので寄付をします、と二人して9万円もの大金を置いていきました。
「貴方達はまだ若いのにこんなに多くの寄付をしなくてもいいですよ。お気持ちだけで充分ですから。」
そう言っても、彼らは
「今日、初めて施設に着て作業をし、この子たちと接して判りました。これだけ愛情を掛けてお世話をしてくれている。少しでもお役に立ちたいのです」

素直な若者と出会えてよかった。
きっと優しい大人になるだろうと嬉しくなりました。次回は泊りがけで来る事を約束してくれました。

犬大好きのご夫婦、石川県から車で来られました。
ワンを4頭、飼われています。
施設に到着して朝から私達と犬舎にて作業を始めました。
1時間もしないうちに汗が滴り落ちます。
タオルを首にまき汗を拭いながらの作業です。
一通りの作業が終わりお昼の時間、小さな森の木の下で軽い昼食とコーヒータイム。
そこでは始めての出会いと談笑があります。
同じ汗を掻き同じように保護犬のお世話をし心地よい疲労感の中、動物談義が始まる。

施設でシャワーを浴びて下さいと勧めるが、ご夫婦は近くで温泉でも入って帰りますよ。と余裕のライフワークを楽しんでいらっしゃる。

今、中学3年生の女の子が一人、1週間の予定で参加しています。
昼間は大人のみんなと作業を精一杯、頑張っています。
夜は一人で夏休みの宿題を頑張っています。
この夏の良い思い出になることでしょう。

此処に参加される方すべてが犬好きです。
仰っていました。
「このシェルターで作業をしていて判った事は、毎日とても大変な作業であることと愛情を持ってお世話をしている事が見えた」 と。
そして
「噂やネット社会の誹妨中傷がある中、よく頑張って活動されていると、感心しました。

保護された犬達が幸せに笑って暮らしている事が、素晴らしい。」 とも。

皆さん、エンジェルシェルターへ着て頂き、現場を見て保護活動を初体験された。
帰られるときに「噂などに惑わされることなく今後も支援していきたい」と、決意を新たにしてくださる。

参加された方すべてが言われた。「この現実、事実を私達の廻りの人達に広報します。負けないで進んでください」

嬉しい励ましの優しい言葉でした。嬉しかった。
笑顔でお迎えし 笑顔で送ります。
多くの方のご支援があるから、出来る活動なのです。

まずは自分の目で見、自ら率先して参加する。そして命の大切さを実感する。
それが真実のすべてではないでしょうか。

これらの活動すべてが動物に対する優しさという愛情ではないでしょうか。


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