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野村系ネット証券、ストップ高続出で売買成立連絡遅れ…苦情多発

10月20日23時38分配信 読売新聞


 野村ホールディングスの100%子会社のネット証券「ジョインベスト証券」(東京都港区)で、日経平均株価の上昇率が史上最大となった今月14日、事務作業に遅れが出て、一部の顧客に対し、翌日の市場が閉まってから売買が成立したと連絡していたことが分かった。

 同証券には20日までに問い合わせや苦情が約650件寄せられ、金融庁が実態把握に乗り出した。

 同証券によると、14日は買い注文の殺到で値幅制限のストップ高となる銘柄が相次いだため、証券取引所が売買を成立させた銘柄について、証券会社を通じて顧客に株を割り当てる作業が行われた。通常、顧客への通知は当日の夕方にメールなどで行われるが、この日は作業量が膨らみ、翌15日午後9時すぎに通知した。日経平均株価は16日に急落したことから、通知が遅れた結果、株を売却できないなど顧客に影響が出た。

 同証券企画部は「業務の見直しを図った。お客さまに申し訳ない」としている。

最終更新:10月20日23時38分

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