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南極内陸部に初の基地=氷床最高点、来年1月設営−「大国」誇示も・中国

10月19日14時41分配信 時事通信


 【北京19日時事】中国は来年1月末までに南極の内陸部では初めての基地を設営する。海抜4000メートルを超え、低温、低酸素という地球上で最も過酷な環境で、100万年前の氷を採取して気候変動を研究するのが主な目的。豊富な資源が眠っている南極大陸の科学調査で、先行する欧米や日本に追いつき、「大国」としての存在感を誇示する狙いもありそうだ。
 中国は1985年に長城基地、89年には中山基地を開設したが、それぞれ島や沿海部にある。3番目として内陸部に設置される基地は、公募によって中国新疆の山脈の名から「昆侖」と命名された。
 国家海洋局によると、設営場所は2005年に中国の観測隊が踏破した氷床最高点で「ドームA」と呼ばれる地区。海抜4087メートル、気温はロシアの基地で記録された氷点下89.2度の最低気温を下回るとみられている。厚さ3000メートルを超える氷床を掘削し、氷床コアを採取するのに最適で、天体観測やオゾンホール監視にも適しているという。 

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最終更新:10月19日14時46分

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