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2008-10-08 男性が注意すべき「正見」の内容

男性が注意すべき「正見」の内容

男性の場合、他人を正しく見ていないことが多いのです。どう正しくないのかというと、先入観が入っているわけです。

いちばん多い先入観は、「敵か味方か」という考え方です。

(中略)

男性は、まず、「自分にとって、有利な人か、不利な人か」ということを考えるのです。

(中略)

ここから間違いが始まります。

(中略)

自分にとって、仕事の面で不利になるような動きをしている人であっても、「なぜ、そのように動いているのか」ということを探究してみることが必要なのです。

そういう人は、実は、姿を変えた先生であることも多く、自分の心の反映である場合も、実際、数多くあります。

たいていの人は、初対面でその人のよいところをすべて理解するほどの認識力を持っていません。

したがって、その見えていない部分については、可能性を持った灰色として見てあげなくてはならないのです。

どのような人にも、自分にないものがあり、その意味で、勉強になることがたくさんあります。

見ることは、すなわち学ぶことであり、「正しく見る」ということは、「正しく学ぶ」ということでもあるのです。

 正見(しょうけん)は、ある意味正語(しょうご)よりも難しい徳目です。

 仏教は、信心すればお蔭がやって来るという教えではなく、各人の主体的な心の働きを自ら努力して統御する中で、原因結果の法則が働くという面を重要視しています。いわば心の法則です。

 心の法則は万人にとって平等に働きますが、心の統御の努力をするかしないかで結果は千差万別となり、各人がその責任を取らされます。(「差別即平等、平等即差別」)

 「正見」「正語」の点検は、5次元善人界の天国的心境を維持するために大変重要な視点です。